スウェーデンから届いた本&フィールドワークの愉しみ | NORTHERN SPIRIT

NORTHERN SPIRIT

☆ Historical products for Early Medieval ☆

こんにちは。

 

一昨日のブログ記事、『ビロードのうさぎ』 を読んでくださって

ありがとうございました!

大好きな絵本は沢山あるのですが、その中でも特別な思い入れの

ある絵本です。

未読の方はぜひぜひ~!

 

 

絵本からいきなり洋書の話になりますが、

昨日、スウェーデンから本が届きました。

 

 

6日で到着。

めっちゃ速いなー!

 

「Rusernas Rike」 (ルーシの王国) は、スウェーデンの歴史研究者

マッツ・G・ラーション氏の三部作の最終巻。

 

先の2冊は邦訳が出ています。

 

 

 

今回の本も本当は日本語版出してほしかったけど、

ラーション氏の朋友だった訳者の荒川明久先生が亡くなられたので

難しそう……。

 

しょうがない、スウェーデン語の原著を買うしかないか、と

ポチったのが先週でした。

 

 

いつか書きたい物語の資料用だけど、

急ぎではないのでスウェーデン語の復習をしながら

ゆっくり読もうと思います。

 

 

 

↑ このあたりはまだ難しくない(笑)

 

 

 

私が歴史・時代ジャンルの物語を書く時

(今はそれ以外のジャンルは書いてないけど)、

資料探求と同じくらい重視しているのが現地取材。

 

ネット上でも沢山の現地情報が見つかるし、

動画観たりもできるけど、

地形とか距離感とか天候の変化など

実際に現地を訪れて得られるものは計り知れない。

 

 

勿論、過去の時代と現代とは異なるところも

多いだろうけど、その土地の空気を味わうことで

情景描写にリアリティや深みを出すことができるので、

私にはフィールドワークが欠かせないのである。

 

ゆえに私は訪問したことがある土地しか

主要な舞台にできないんだよな……

 

 

そんなわけで、ルーシの王国は行ったことがないから

主な舞台にはできないけど

(ウクライナのキーウには行きたかったんですが

私が訪問を実現させる前に戦争が……号泣)

いつか何らかの形でちょこっと書けたらいいな。

 

 

北方碧