こんにちは。
NORTHERN SPIRIT エストフォルド幻想雑貨店の Jamie （ジェイミー） です。
昨日制作したルーンセットの番外編。
ノーサンブリアン・ルーンの２文字をマグネットに加工して、9月発行予定の 『餓狼 ノーサンブリア年代記』 下巻のノベルティにしようかなぁ、と考えています。
まだ先ですが……（笑）
画像の左側のルーンは 「ウォーデンの槍」。
勇壮な戦士王アゼルヴリスをイメージしました。
ウォーデンは北欧神話の主神オーディンのアングロ・サクソン名です。
右側のルーンは 「樫」。
オークの木で、アクハ妃をイメージしています。
実は、アクハ （Acha） の名前は Ac （古英語で oak 樫） を女性名にしたもの。
樫といえば 「賢者」 の木ということで、アクハ妃は聡明な女性という設定になりました。
強い王と賢い妃、最強じゃないですか！
てなわけで、私たちに彼らの恩恵を授けてもらおうという魂胆です。
２つのルーンは標準ゲルマンルーン（24文字）にはなく、ノーサンブリアを含むアングロ・サクソンルーン（33文字）にのみ存在する形です。
白樺の木で作りました。
下記は昨日から販売を開始したノルドルーンのセット。
ルーン占い等に使用されるのは主に標準ゲルマンルーン（24文字）ですが、こちらのノルドルーン（16文字）は NORTHERN SPIRIT のオリジナル。
元々、ルーン文字は古代からゲルマン民族の間で使われており、彼らが移住先のブリテン島などに持ち込んだと言われています。
不思議なことに、ブリテンでは24文字から33文字に増え、スカンディナヴィアでは逆に16文字に減りました。
当時の北欧語（古ノルド語）の音韻変化にともない、同じ音を同じルーンで表わすようになったそうです。
とはいえ、ただ減ったのではなく、字体が変わったものもあります。
アニメ化が決定している人気漫画 『ヴィンランド・サガ』 や海外ドラマの影響もあって、ヴァイキング好きな方が近年増えたにもかかわらず、販売されているのは標準ゲルマンルーン（24文字）セットで、ノルドルーンのセットは国内・海外を問わず、殆どみかけません。
私も16文字のノルドルーンが欲しいな～と思っていたので、自分で制作しちゃいました。
（アングロ・サクソンルーンもいずれ作りたいです）
木製 （Northern Cherry）
大きさ 2cm 前後
ルーン16個、麻製ポーチ付
※ ルーン文字の意味＆対照表（ノルド、標準ゲルマン、アングロ・サクソン）をお付けします
ルーン占いは勿論、お守りやファンタジーなディスプレイにもどうぞ。
付属の麻袋に入れてベルトに通して持ち歩けば、あなたもヴァイキングの占い師に (*´ `*)
お愉しみいただけたら嬉しいです。
Jamie X
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