蛇を踏みつけることの意味
先週に引き続き、大好きな画家の一人カラバッジョの絵からのクイズです。
さて、この母と子はなぜ蛇を踏みつけているのでしょうか・・・。
: 「蛇が襲いかかってきたからじゃないか。」
: 「だいたい、蛇って嫌い。 この際だから退治しよう。」
実は、この中世の頃、蛇は異端の象徴だったそうです。
異端の象徴を聖母子が退治するという構図が、カトリック的にはとても必要な時期があったそうです。
・・・が、この絵もまた、サン・ピエトロ大聖堂の礼拝堂に一度は飾られたのですが、
いつの間にか外されてしまったのです。
今は、同じくローマのボルゲーゼ美術館に所蔵されています。
守護聖人の聖アンナがみすぼらしい老婆姿であることや、
聖母が胸の開きすぎた庶民的な服を着ていること、
キリストがすっぽんぽんであることなどが理由だと言われています。
この時代は宗教画を描くには、いろんな隠れた約束事を守らないといけないのですね。
たいへん、たいへん。
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