夏川椎菜さんのパレイドについて。
想いが溢れて止まないので、
一回整理しておこうと思います。

TrySailの曲。

三人のソロ曲。

好きな曲は数え切れないほどありますが、
一番心に刺さった曲はパレイドでした。

何でこんなに心が震えるのか。
理由を掘り下げていきたいと思います。

①キラキラなメロディー
賑やかでキラキラしたイントロから、
一転して静かに始まるAメロ。

力強く、でも内側から絞り出すようなBメロ。

そして気持ちを解放するサビ部分。

転調部分も含めて、キラキラした曲に、
相反する歌詞が入ることで、
切なさとか寂しさとか虚しさとか、
色々な気持ちにさせてくれます。


②ストレートな歌詞
パレイドの歌詞って全然ポジティブじゃなくて、出口を見つけられない物語です。

でも聴いててネガティブになるどころか、
身体の奥のほうが暖かくなるんです。

リピートすればするほど、
心の中に染み込んできます。

パレイドは押しつけてこないからこそ
響くんだと思います。

自分の物語を晒してるだけというか。
「こうしたらいいよ」
がないから、ただただ共感できます。

逆にずっとその世界に依存して、そんな自分を肯定してもいい気さえしてきます。

あなた一人の感情じゃないんだよって、
孤独から救ってくれる歌詞だと思います。


③ライブ映像がエモ過ぎる
Travelsのライブ映像には、パレイドを歌う
夏川椎菜さんの歌が収録されています。
私のパレイドとの出会いはここでした。

技術的なことはサッパリわかりません。
ただ、心の底からこの歌に感情を乗せて、
そして一生懸命歌っているのはわかりました。

表情、仕草、声。
全てが噛み合って、本当に心に響きました。
途中、叫びながらスカートをわし掴みにして
歌う場面などは、まるでこちらの心を掴まれたかのようにグッときました。
曲の終わり方には神々しさすら感じました。


④夏川さんを応援したくなる
パレイドの歌詞に、
「嘘にも傷つかない器用さを僕に求める」
というものがあります。

こんなの、芸能に身を置く人なら、
当たり前だと思ってました。
嘘をついて綺麗な世界を魅せること自体、
悪いことだと今も思っていません。

でもパレイドを聴いて、
これをしたくない人が紡ぐ物語を、
世界を見たい。
応援したいと思ったんです。



最後に、夏川さんへの今の気持ちを書いて、
終わりにしたいと思います。

歌手活動において、パレイドによる残酷な
ギャップに焦点が当たりすぎるの、
夏川さんは嫌だろうなって思います。

努力に感動するんじゃなくて、
完成した作品を見て欲しいって、
自分なら思うから。

だからあえてここで言いますが、
残酷なギャップが作り出す物語ではなく、
ログラインという作品、
夏川椎菜さんの色々な活動にも、
私は心を揺さぶられ続けています。

 ログラインが発売されて、
ファーストプロットや他の曲を聴いて。

ラジオ聴いたり、ライブ行ったりして。

夏川さんは、

「嘘に傷つかない器用さ」

を手に入れず、

「嘘をつかない強さ」

を手に入れた気がしています。

そんな夏川さんを、
沢山の人が応援しているとも思っています。

それが本当にたまらなく嬉しくて、
幸せな気持ちになるんです。

アルバム、ログラインの中で、
今までの夏川さんの物語は完結しています。
それも、見事なハッピーエンドで。

だからパレイドな夏川さんを引っ張るのは、
この作品までにしたいです。

パレイドを思い出にして、
ファーストプロットから始まる、
新しい一歩を応援したいと思います。

以上、 パレイドへの想いを整理してみる でした