アメリカ留学時代
卒業式を見せたくて
弟と妹に来てもらいました。
大きな体育館でのお祭りのような卒業式のあと
カナダのトロントへ西から東へ飛びました。
トロントでレンタカーをして
ナイアガラの滝へ。
ハイウエイに乗ってしまえば、さすが観光地
大きく NIAGARA FALLS と看板が出ています。
車でスイスイ行くことができました。
で、ナイアガラを堪能し、日帰りでトロントに帰ってきました。
ホテルで一泊して翌朝、結構早い 6時か7時くらいの飛行機で
妹たちはトロントからサンフランシスコ経由で大阪へ
帰ることになっていた。
私はトロントからまた留学先に戻るため、2人とはトロントで
別れることになっていた。
で、私、ずっと車の運転してますよね。
緊張の連続ですよね。
いくらハイウエイがスイスイと行けたとはいえ、
私はアメリカの田舎町で過ごしていたので、ハイウエイもガラガラ
トロントからナイアガラは車線も5~6車線あったし、
結構な車の量。慣れた人はかなりのスピードを出してる。
そんな中をずっと運転していたんです。
もう疲れもピークですよね。
で、朝、何度も起こされても私起きれなかった。
もう身体が動かなかった。
でも、「はっ」「帰れなくなる」とスイッチが入って
起きて慌ただしくカバンに荷物を詰め込み、車に乗り込みました。
まだ、外は真っ暗で
そういえば怖いことを思い出した。
トロント市内中心部から空港までは結構な距離があったことを。
1時間以上かかったことを。
急に焦ってきました。
慌ててかなりのスピードを出して運転してました。
朝早いため車道はガラガラで車は全然走ってなかった。
これ幸いとかなりのスピード。
ところが、、、
対向車線の車とすれ違った瞬間。
それがパトカーだと気が付きました。
私「パトカーだ」と叫んで
急ブレーキをかけたんです。
バックミラーを見ながら60㌔くらいに落として走行しました。
が、
そのパトカー、、、、Uターンして私たちを追いかけてきたのです。
そして、ウーーンとサイレンを鳴らして
「止まりなさい」のスピーカー音。
もう3人共、凍り付いてました。
私も観念して、切符を切ってくれって感じでした
とにもかくにも罰金払うから、空港まで行かせてくれって感じです。
パトカーのおっちゃんが運転席にきてのぞき込みます。
後ろに座っているのはだれかとのぞき込みます。
とっさに妹はトロントの地図を広げました。
私「観光客で今から空港に向かうところ、これから日本に帰る。
スピードだしてたのはわかっている。
飛行機に間に合わないと思って出してしまった。
本当にすみません。」
とまくしたてた。
ほんの少し、警察官は考えてる、「どうしたものか、、、」って感じです。
確かパスポートとエアチケットを見せたと思う。(そこの記憶はあいまい)
もうパニックでしたし、、、
なんと
「行っていいよ」って言ってくれたんです。
私「ありがとう。本当にありがとう」
何度も礼を言って車を出しました。
バックミラーを見ると
パトカーもまたUターンして走り去っていった。
こんなことってある? 本当にラッキーだった。
「神様、ありがとうございます」って本当に心の中で思った気がする。
とりあえずまた捕まっては困るので、
法定速度ギリギリで走ってハイウエイに出て
なんとか空港に間に合った。
もう、大きなため息をついたのはいうまでもありません。
留学中に家族に来てもらったのはこれが最後です。
家族全員がアメリカの地を踏んでアメリカとカナダをほんの少し
味わってもらうことができた。
そしてアメリカの田舎町の大学を見てもらえた。
卒業もできたし、自己満足だけど親孝行したと思う。
#パトカーにつかまる
#アメリカでスピード違反