日ごろの不満や、ちょっと腹の立った出来事をしゃべる「グチ」。
「グチは絶対言ってはいけません」という流派もありますが、
私は、たまにはグチも言いたいし、ほどほどであれば聞きたい派です。
グチる行為って、
ある意味、信頼関係や友達関係につながったりするし、
まったくグチらない人というのも、なにを考えてるかわからない怖さがあります。
なにより、
人間生きてればグチぐらい出る!
というのが素直なところです。
でも、
グチってさじ加減がむずかしくて、
グチばかり言ってる人は、いっしょにいるのがイヤになります。
グチばかり言う人には、自分のグチも言われてる恐怖があるし。
グチの理想的な言いかたは、
おもしろく、笑いに変えられること。
グチから始まった会話が、
みんなで笑える空気になって、
スッキリ気分よく解散できる。
しかし、アラフィフの私でも、
いまだにうまいグチりかたがわかりません。
おもしろくグチれて笑いが起きたときはいいけど、
グチりかたを失敗して、自分がただの「やなヤツ」っぽく終わってしまうこともあります。
でも、「グチを言う自分を見せる」という行為は、
ある程度「人に心を開く」ことと「人に嫌われる勇気をもつ」ことの練習になります。
いい人ぶりっ子脱却におすすめです。