精神を病むほどまでいかなければ、

自己成長を目指すというのは、人生をいいものにするためにおすすめです。

もっといい自分になるために自己改善をがんばる人は、

がんばっている姿そのものが魅力的です。

向上心が強い人は、

人への尊敬の気持ちも強いので、

「あんなふうになりたいな」と思う存在がいますよね。

人を尊敬する気持ちは素晴らしいものですが、

ひとつ注意点があります。

それは「人のコピーにならないこと」です。

誰かが誰かに憧れて、

その憧れの存在を目指しているとき、

自然とファッションや身振り手振りが似てきて、

話し方まで似てくることがあります。

この「話し方が似る」という段階にまでくると、

客観的に見て不気味です。

憧れの人が素敵なことは間違いないですが、

憧れの人とは違う「自分」という存在もじゅうぶん素敵です。

憧れの人にならなくていいんです。

いいところは他者から吸収することも大事ですが、

完コピすると自分の魅力が台無しになってしまいます。