おっさんでも外見を気にします。

だから女子なら外見を気にするのはあたりまえです。

でも、女子の外見コンプレックスって、

ほぼみんな同じきっかけで、男子より幼年期にスタートするのです。

だいたいが「目」と「脚」です。

小学生から目が小さい子は悩み、

思春期には、

お腹でもなく、腕でもなく、

「脚の太さ」に悩みます。

私と妹みーちゃんもまさにこのタイプでした。

そして、まわりにいた友達のなかでも、

外見に悩んでいる子はきまって、

目が小さい、もしくは、脚が太い、もしくはその両方、、、

を気にしているというかんじ。

鼻が低い子もたくさんいるし、お腹がぽっこりしてる子もたくさんいるのですが、

目と脚にコンプレックスのある子が、いちばん病みやすいのです。

それには多少、まわりの大人たちの小さい子に対する反応も影響していると思います。

目が大きい子には「まぁ、目がおっきいのね」と言ってしまいます。

今の時代なら色の白さや髪の毛の茶色さなども、まるで美しさの象徴であるかのように言ってしまうかもしれません。

私も言いたくなります。

「言われない子」は言われる子と比べて自分は劣っていると考えます。

脚の太さは、中学生や高校生からみんなが同じ制服を着て横並びになったときに、

本人たちが勝手に気にし始めます。

わかりやすく比べやすいパーツを比べてしまうのが人間です。

これはやめられないことですが、

せめて大人が口に出して言うのはひかえたほうがいいかもしれません。