精神疾患やアダルトチルドレンに苦しむ人は、

人間関係に傷ついています。

人間関係って、

深まれば深まるほど問題が起きるんです。

ほとんどの人間関係では、

誰が悪いかといえば、

どちらも悪いです。

傷つけられるのはつらいですが、

相手が「傷つけてやりたい」という感情を持つほど、

積もり積もった不満があったりするものです。

それに、

悪気はなくてもお互い傷つけ合っているのが普通です。

でも、

親子関係だけは、違うと私は思います。

なにかあったら親が悪いです。

少なくとも、なにかあったときに「私は悪くない」と考える親は悪いです。

心を病むほど優しい子は、

他人だけでなく親に対しても「自分が悪い」と考えます。

この考えが、さらに心を痛める原因です。

実際に親が本当に悪いことをしたかはわかりません。

ただ「悪かった、ごめん」と思うべきなのは子どもではなく親です。