摂食障害や醜形恐怖症の人たちは、かわいくなることに必死です。

かわいいというのはたしかにいいことだし、

かわいくなる努力は、外見だけでなく精神的な効果もあります。

でも、心にとどめておいてほしいのは、

「世の中にはかわいくない女性を愛する素晴らしい世界がある」

ということです。

人が女性を見るときに、

「あ、この人かわいいな」

と多くの人が反射的に感じるタイプの女性と、

なにも感じないタイプの女性がいることは事実です。

摂食障害や醜形恐怖症の人たちはつねにこの

「多くの人が見てかわいい部類」に入ろうとがんばります。

それは品評会に出品されて、

気持ち悪い人たちにジロジロ品定めされて、

飽きたら捨てられる人生を自ら選ぶようなものです。

その生きかたを選んでしまったのは自分です。

気づいたころには、

「かわいくない女性を愛するやさしい人たち」にすら相手にされなくなっています。

今のステージを早めに降りて地味に暮らすよろこびを知ってください。