摂食障害に苦しんでいる人は、摂食障害に一生を支配されるほど、
摂食障害というものが大きな存在になっています。
でも、
摂食障害のきっかけってほんの小さなことなんですよね。
そもそも始まりはダイエット。
そのダイエットも、ほんの小さな理由で始めたはず。
「ほっぺがパンパンでいやだ」とか、
「脚が細くなりたい」とか、
単純に「細いほうがかわいい」とか、
そんな小さなことです。
年齢を重ねると小さなことだってわかるけど、
摂食障害を発症するほど未熟な年齢のときは、
その小さなことが、
人生をゆるがすほど大きなことなのです。
鏡に映った自分に自分でショックを受けているかもしれないし、
まわりの人が言ったささいなひと言が原因かもしれないし、
友達であるはずの子に嫉妬しているかもしれません。
小さなきっかけは、
大人から見ると小さすぎて気づけないですが、
「小さなきっかけが今ここにあるのかもしれない」
と意識しているだけでなにかが変わるはずです。