精神疾患になる人は、

人に合わせすぎたり、自分を出さずに我慢して生きてきました。

人を思いやるのはいいことですが、

病気になるほど無理をするのはダメです。

それでも世の中を生きていくためには人に合わせなきゃいけないときもあるのが事実。

大事なことは、

どんなときでも「自分」をしっかり持っておくことです。

まわりがみんな同じようなことを言っていても、

「私は違うと思う」

まわりがみんな同じような格好をしていても、

「私はもっと違う服が好き」

まわりがみんな同じようなものをかわいいと言っていても、

「私はこういうのかわいいと思わない」

というふうに、

心の中ではしっかり自分の感情や価値観をブラさずにいましょう。

「心の中」だけでいいんです。

精神を病むほどやさしい人は、

体裁を保つためだけでなく心の中まで他人に支配されてしまうから苦しいのです。

人に合わせておくのはときには必要です。

せめて心の中では他人より自分を大事にしましょう。