アダルトチルドレンや精神的に苦しんでいる人は他人の視線におびえながら生きているので、
自分の意見をはっきり言ったり大胆な行動に出るのが苦手です。
でも、人に合わせなきゃという気持ちが強いので、
その場のノリにちゃんと合わせて楽しそうな振る舞いができたりします。
私自身も私の妹みーちゃんも、
本来の自分を見失うほど他人になじまなきゃと無理をする子ども時代でした。
私は、成長するにつれてそういう生き方は苦しいと気づいたので、
だんだん自分らしくマイペースに戻ることができましたが、
摂食障害で死んでしまうほどにまでがんばるみーちゃんは、
死ぬまでずっとまわりの人に合わせる人生でした。
みんなのノリに合わせるように、
そして自分の本来の内気さがバレないように、
過剰な明るさと大きなリアクションを見せる場面が多かったです。
キャッキャキャッキャとはしゃいで大げさなほどの身ぶり手ぶりでリアクションするので、
着ているジャケットがやぶれたこともありました。
痩せているからキツくて服がやぶれることなんかないのに、
「わーーーー!」「キャーーーーー!」「すごーーーーーい!」
と無理にさわぎすぎてやぶれたのです。
そこまでがんばらなくても適度な人間関係は築けるし、
内気さや内向性、ネクラやコミュ障はむしろやさしい性格の表れです。
人間関係をがんばりすぎることは死に至るほど危険です、無理しないでください。