誰でも、
できるものなら可愛くなりたいです。
そしてその可愛さは「遺伝子勝ち組」によるものなら最強。
摂食障害患者は、
努力によってその細さや可愛さを達成していますが、
できることならば、
努力しなくても生まれつき可愛い子になりたかったはずです。
私の妹みーちゃんも、
死ぬほどの努力で細くなって、
みんなから「細い、細い」と言われていました。
そして、
「なんでそんなに細いの?」聞かれると、
「食べても太らない」と答えていました。
多くの女性芸能人である言動だし、
一般にいる可愛い子・綺麗な子にもよくあることです。
すごくつらいはずです。
本当は遺伝子勝ち組でもなければ、
ただの普通の子、
それどころか、
普通より自信がないくらいなのに、
「生まれつき普通より優れている」ふりをするのは。
摂食障害にかぎらず、
人間は自分にうそをつけばつくほど人生が苦しくなります。
偽りの自分を作り上げてしまうと、
それを演じ続けなければいけません。
もし今、
昔よりも自分に素直になれて、
「死ぬほど努力してて苦しい」
「太るのが怖くてしかたない」
「本当はただの平凡な人間だ」
と言えるのなら、
回復の道に向かっていると思います。