摂食障害は、
精神疾患のなかでももっとも死亡率が高いといわれています。
それは、
患者本人もまわりの人たちも容易に理解できることです。
数年前に摂食障害の発信活動をしていた人を今検索してみると、
「死亡」
という結果にたどりついてしまうということもよくあります。
かたや、
摂食障害であろうと思われる体型の女性芸能人が、
数年後には、
ふっくらして出産した姿も何度も見てきています。
摂食障害は、
完治とまではいかなくても改善することも多くあるし、
残念ながら死に至ることも多くあるということです。
そして、
両方が多くいるほど潜在患者数が多いともいえます。
だれがどうなるかはわからないのです。
患者自身も自分がこの先どうなるのかわからないし、
「死んでしまうんじゃないか」
と心配している家族たちの予想が的中するかもしれないし、しないかもしれないのです。
どちらにしても、
本人もまわりも今ハラハラしながら必死に生きていることはたしかです。