私の妹みーちゃんは、
摂食障害でかなり体が弱った状態でも仕事に行っていました。
死ぬ間近のときにはかなり弱っていたので、
普通に歩くことも困難でした。
予想通り、
ある日みーちゃんは、
道端で倒れてしまいました。
ただ歩いていただけでも、
もう限界が来ていたのです。
私と母はそばにいなかったのですが、
通りすがりの人たちが協力してくれたのは忘れられません。
ある人は、救急車を呼んでくれ、
ある人は、みーちゃんの携帯から母に電話をくれました。
電話口でも、
数人の人たちが協力してくれている様子がわかりました。
みーちゃんは無事に病院に運ばれましたが、
倒れたときの傷口から出血が止まらない状態でした。
ほんの小さな傷でしたが、
摂食障害が長く、止血能力にも影響が出ていたようです。
何時間もかけてどうにか血が止まり、
その日は退院しました。
死んだのはまだ数ヶ月あとのことです。
死ぬほど自分を苦しめてるみーちゃんが、
死なないように多くの人に助けられていることがわかりました。