こんにちは、みーちゃんのお姉ちゃんです。
みーちゃんのことを発信するうちに、
私自身も自分の生い立ちや育った環境について思い出すことが増えてきました。
摂食障害をはじめとした精神疾患について学ぶうちに、
精神を病んでしまう原因のひとつが、
家庭環境や親子関係であることもわかってきました。
私とみーちゃんは、
自分の育った家庭はじゅうぶん恵まれていると思っていました。
なぜなら、
衣食住に不自由したことがいちどもないからです。
そして、
父にも母にも叱られたことがないからです。
それが今になって思い返すと、
意外と「機能不全家族」といえるのではないかと思ってきました。
衣食住には不自由しないし、
叱られたこともない私とみーちゃんでしたが、
抱きしめられたり、褒められたりしたこともありませんでした。
両親はちょっとした言い争いすらしたことがなく、
暴力も喧嘩もまったく起きませんでした。
しかし、
ラブラブな様子や、会話がすごく多かった様子も見たことがありません。
父が母を褒めたことも、母が父を褒めたこともありませんでした。
つまり、うちは、
いいことも悪いこともなにも起こらない家庭だったのです。
きっと非行に走ったとしても叱られなかったと思います。
「なにもない」
ということが、ひとつの問題だったような気がします。