摂食障害で死んだ私の妹みーちゃんは、


人との関わりで「いい人」になりすぎるところがあったので、


いろんな人たちが寄ってきました。


いい人たちがほとんどですが、


中には残念な人もいました。


みーちゃんが摂食障害になってから知り合ったある女性が、


保険の営業をしていました。


最初は普通にみーちゃんと友達付き合いをしてくれていたのですが、


みーちゃんの体調の悪化にともなって、


彼女は保険への加入をすすめるようになりました。


保険の営業の仕事として、


成績を上げることに必死なのはわかりますが、


もともと友達だったはずの人を利用するのは好ましくありません。


しかも体調が悪いことにつけ込むのは悪質です。


本当の友達だったらそんなことしません。


いろんな人に愛想を振りまきすぎるみーちゃんもよくなかったと思います。


それから、


そんな人とまで仲良くしなくてはいけないほど、


私はみーちゃんにさみしい思いをさせていたのだと思います。