今後もブログは続けていくつもりでいますが、ブロ友さんの中には、私のブログをみるのが辛い方もいるんじゃないかな?と思うので、新しいブログを立ち上げて、今後はそちらで経過を記録していこうと思います。

新しいブログ:

http://ameblo.jp/b-mike/


本当はもっと早くに移動するべきだったのかもしれませんが、私の中では、このまま本当に生き続けてくれるのか自信がなかったので、卒業まで辛い思いをさせてしまった人には、本当に申し訳なく思います。

でも、今、頑張っているみなさんのことは、今後もずっと応援し続けるつもりです!

私の場合、卒業されていく先輩の方々の日記を見ながら、落ち込むこともなくはなかったのですが、「私もいつかこうなれるんじゃないか?」という希望ももらっていました。
そして、夢クリに移ってからは、先輩方のデータや診察の様子を確認しながら、ほっとしたり・・・・落ち込んだり・・・・と一喜一憂していました。

今、挑戦されている方、お休み期間中の方々が、一日も早く、陽性判定が出て、無事妊娠を継続していけることをお祈りしています。
私みたいに、何度も何度もトライせずに、成功するように祈っているので、辛いときもあるかもしれませんが、乗り越えてください!o(^-^)o

そして、これまで支えてくださった方々にもお礼を言いたい気持ちでいっぱいです。
不安だったとき、悩んでいるとき、コメントに支えられたことも沢山ありました。
本当にありがとうございました。m(..)m


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以下、治療を振り返って&山王と夢クリの比較
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昨年の6月に体外受精にステップアップする際にこのブログを始めました。

夢クリのレクチャーを機に体外に挑戦することを決めた日記が最初の方にあるのは・・・・ある意味運命的だったような気もしますが、
1年前の今頃は、1年以上山王病院でいろんな治療を試みるも一度も陽性判定が出たことがなかったときなので、こんなふうに、日記をお引っ越しできる日が来るとは、想像できませんでした。

結局、2007年の秋に山王病院で腹腔鏡手術をしてから始まった私の不妊治療は、m-IUI(人工授精で子宮内でバルーンを膨らませる方法)6回→全て陰性、顕微授精・5回移植→全て陰性、という経過を経て、2009年6月に新橋夢クリニックに転院。8月に1回目の採卵(クロミフェン)→1個凍結、10月に移植(HR周期)→初めての陽性、という流れで終息しました。

今、この2年を振り返ってみると、これまでに経験したこともないようなことを沢山経験したなぁ・・・・という感じがします。
最初の頃は、採血するのも一苦労だった私が、今は、椅子に座った状態で採血できるようにまで成長したというだけでも、スゴイ気がします。(笑)

私の場合、腹腔鏡の延長線上で、「早く妊娠した方がいいから、人工授精をしませんか?」という医師の言葉から始まったため、子どもができないことに思い悩んだ末・・・・というよりは、子宮内膜症が悪化しないうちに・・・・という気持ちの方が強かったため、それほど抵抗なく治療に進めた気がします。
とはいえ、3回目の人工授精で失敗した際、体外受精のことを考えるよう言われて、そのときはさすがに悩みました。

なんといっても、お金がものすごくかかるので。

悩みに悩んだ末、無料で受けられるセミナーを探してみた結果、夢クリの説明会にたどり着き、人工授精を繰り返しても意味がないことがわかり、体外へステップアップする決意ができました。

でも、採血でも倒れるほど怖がりの私には、どうしても夢クリの部分麻酔方式が怖くて、全身麻酔で採卵してくれる山王を選んでしまったことは、今ではちょっと後悔しています。
あのまま夢クリで挑戦していたら、きっと、今頃、子育てしているんですよね・・・。(^^;
何百万も山王に支払うこともなかったですし・・・。

ただ、山王でいろいろ経験してきた結果、夢クリでの採卵にも挑戦できたのかな?とも思うので、山王での1年半は無駄ではなかったと思いたいです。

私が山王に通っていた頃は、山王に通う方のブログはほとんどみつけられなかったので、もし、山王と夢クリで迷っている方がいらっしゃれば、このブログが少しでも役立てばいいな、と思います。



最後に・・・・山王と夢クリを比較すると・・・・

内診は・・・山王の方がプライバシーがあります。エコー室には二人が別々に入れるようになっており、名前を呼ばれたら、扉をあけて入っていく方式なので、診察内容を聞かれるとしてもドア越しに1名だけです。
ただ、山王は、内診と診察は別の先生になるので、内診の先生の腕に左右されることもあります。
夢クリの場合は、入口は別ですが、3人が壁で仕切られた状態で、カーテンの向こう側はつながっており、看護婦さんがすぐそこで、ぼーっとしているときもあったりして・・・・落ち着かない感じでした。(^^; お隣の方と先生の会話も聞こえます。(あ。ポリープとってる・・・とか。あ。ガーゼ探されてる・・・とか。(^^;)


待合室は・・・山王は激混みだと思っていましたが、待合室の椅子が一客ずつに分かれているため、夢クリよりも自分の空間が広かった気がします。夢クリの3階くらいの状態でずっと待つことが可能でした。夢クリは、3階は比較的気持ちよく待てますが、4階は窮屈な感じがあり、最悪、丸椅子に長時間座ることになります。

待ち時間は・・・変わりなし。

採卵方法・・・・夢クリは部分麻酔または無麻酔。orz 山王は全身麻酔です。

移植時・・・夢クリでは、移植する様子をCD-Rに入れて渡してくれます。山王では特に何もなし。

安静時・・・山王では人工授精の場合は、診察室の診察台の上でタオルをかけた状態でちょこっとだけ安静。
顕微・体外の場合は、採卵時も移植時も個室でストレッチャーの上で安静。枕&掛け布団はふわふわで気持ちがいいです。
夢クリでは、採卵時は、横は壁で仕切られ、出入り口はカーテンで仕切られた個室ですので、周りの様子は聞こえてくるため、自分がそろそろ呼ばれそうかどうか察しがつきます。ただ、カーテンをちゃんと閉めなければ、着替えているときも、若干見えちゃうかも?という感じはありました。(まあ、見る人はいないと思いますが・・。)お布団は、山王と同じようにふわふわで気持ちがよかったです。

診察時のデータ等・・・・夢クリでは、エコーや血液検査結果をプリントして渡してくれますが、山王は自分でメモしなければいけません。

女医指定・・・山王では先生がいる日であれば可能。女医さんも多いのでたいてい大丈夫ですが、採卵・移植は男の先生になることもあります。 夢クリでは先生指定は不可。従う以外方法なし。

採血・・・山王の採血室は新人さんが多いので失敗する確率も高かったです。普通の血管であれば問題はないのかもしれませんが、血管が細い人は辛いかも。辛いときは看護婦さんを指名するといいです。 夢クリの採血は、失敗する確率はかなり低く、たいてい一度で決めてくれました。たまに腫れましたが、ほとんど腫れなくて感動しました。

診察時の説明・・・・山王は先生間で言うことが違うので、混乱することが多かったのですが、夢クリはだいたいどの先生に聞いても同じ答えが返ってくる点では安心できました。あと、ブログを書いている方が多いので、夢クリの場合は、同じようなことを言われた人を探したりしやすく、先生の真意も理解しやすかったです。

費用・・・・・山王は使用する薬によって幅があります。採卵で80万前後かかったこともあるので、夢クリとそれほど差があるとは思いませんでした。1回で成功した場合は、夢クリの方が若干高いのかもしれませんが、3回セットと考えると、夢クリの方が断然安いという印象です。

看護婦さん・・・夢クリの方がやさしい看護婦さんに当たる確率は高かったかもしれませんが、どっちもどっちです。でも、山王には怖いベテラン看護婦さんもいます。(笑)

方針・・・夢クリの場合、ある程度、診察の流れ(方針)が決まっています。お薬もその人に必要な最低限しか使わないようです。 山王の場合、先生によって考え方が少しずつ違います。お薬は、使わない先生も昔はいましたが、使う先生はガンガン使います。そういうものだと思っていたので、あまり違和感はなかったのですが、夢クリに転院したときは、不安になるくらいお薬が少なかったです。夢クリの1回目のクロミフェン周期では、山王の少ないときの半量くらいでした。注射も少ないので、楽です。

注射・・・夢クリも山王も自己注射可能です。でも、できないときは、やってもらえます。山王の場合は、夜遅くに注射する場合もあるので、夜中に病院へ来るように言われるときもあります。夢クリの場合は、夜遅くにスプレーや薬を飲むことはありますが・・・夜中の通院はありませんでした。


こんなところでしょうか?
また何か思いついたら、追加しておきたいと思います。