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シャングリ・ラ 上 (角川文庫)
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いやー、3日もかかってようやく読みきった!
圧倒的に濃縮された設定といい、人物といい、描写といい・・・。
面白くて、久しぶりに電車を下りるが残念でした。
舞台は、未来の東京。
加速する地球温暖化により、とうとう経済は炭素で価値が決まる炭素経済へ移行。
東京は、バベルの塔かと思える巨大な塔を建設し、その超高層建造物アトラスで生活を始める。
一方アトラスの周りは、全て森林化され、人が住むこともままならない。
そんな政策に反対するゲリラの総統 國子が立ち上がる。
関係ないですが、歴史の勉強をしていると、その時代に生まれなくて良かったって思うことが時々あります。産業革命時代とか、江戸時代とか、生きていくのだけで辛そうだったり。現代でよかったーとよく思います。
この本を読んでいて、設定が身近な東京の未来だったんですが、そこでは、今の私達の時代は炭素を大量に吐き出している「悪魔の時代」と言われていることに不思議な気持ちになりました。
登場人物の強烈な個性はすごすぎです。
爽やかな読後感ではないですが、面白かったです。

