MLBで最も優秀な投手に贈られるサイ・ヤング賞が13日に発表された。


◆アメリカン・リーグ
ジャスティン・バーランダー (アストロズ・8年ぶり2度目)


◆ナショナル・リーグ
ジェイコブ・デグロム (メッツ・2年連続2度目)



テレビ deGrom, Verlander win Cy Young


 アメリカン・リーグではアストロズのジャスティン・バーランダーとゲリット・コールがトップ2を独占した。1位票を17票、2位票を13票獲得したバーランダーがサイ・ヤング賞を受賞し、1位票を13票、2位票を17票獲得したコールが2位にランクインした。1956年に同賞が制定されて以降、トップ2を同じチームの投手が独占したのは4例あるが、いずれもナショナル・リーグのチームである。

 同僚によるトップ2の独占は、サイ・ヤング賞制定初年度の1956年が初めてであり、この年はドジャースのドン・ニューカムとサル・マグリーがトップ2を独占。ただし、マグリーはこの年の開幕をインディアンスで迎え、5月中旬にドジャースへ移籍している。また、制定初年度の1956年から1966年までの11年間は、両リーグから1人のみの選出だった。

 各リーグから1人ずつを選出する現在の形になって以降では、1974年にドジャースのマイク・マーシャルとアンディ・メッサースミスがトップ2を独占したのが初めての例である。この年のマーシャルは106試合に登板して208回1/3を投げたが、これはリリーフ投手による最多記録として現在も残っている。しかし、この年は3位以下の投手にも1位票が入っており、バーランダー&コールのように1位票を2人で独占したわけではなかった。

 バーランダー&コールのように1位票を2人で独占した例は、2001年と2002年のランディ・ジョンソンとカート・シリング(ダイヤモンドバックス)が初めてである。2001年はジョンソンが1位票を30票、シリングが1位票を2票獲得し、翌2002年はジョンソンが満票で受賞した。同僚による300奪三振コンビも2002年のジョンソン&シリングと今季のバーランダー&コールしか例がなく、この2組のコンビは、球史に残る最強の同僚コンビと言って過言ではないだろう。


※文章は「MLB.jp」より