早いもので今年も残すところあと2週間。
何かと日々慌ただしく、予定していた様々な行事が終了していく度に一息つきながら過ごしている。
先日は、一度体験してみたいと思っていた「ゼンタングルとメヘンディ」の初級クラスが終了。
実はずいぶん前から気になってはいたのだけれど、オットがメヘンディー(ヘナアート)を嫌うので
なかなか参加できないでいた習い事。
まぁね、ワタシもインドに来て間もない頃に街で初めてメヘンディーを見かけた時には、ギョッとして
「何だコレ!?」と思ってしまったので、気持ちは分からなくないんだけれどね・・・。
でも、インドらしいお稽古ができるのも最後かな~と思ったので、オットにも「メヘンディー習うよ」と軽く
伝えたら、「うん」と返事をしたので(本人は適当に返したから覚えてない)、申し込み。
ゼンタングルはインドに来て初めて知ったのだけど、"Zen"(禅)+"Tangle"(絡む、もつれる)から成る
造語だそうで、9cm四方の紙に様々な模様を使って描くアートのこと。
これを描いていると、禅修業のように精神統一することができるということからきているみたい。
どこで模様を区切るか、隣り合わせになる絵柄や白黒のバランスも考えながら、結構頭を使う。
色々な作品を見ていると素敵だな~と思うのだけど、いざ自分で描いてみると難しい・・・
恥を覚悟に公開しますが、ぜんっぜんセンスが無い!
結構大ざっぱな性格なので、適当さが見えてしまって仕上りも雑だ・・・
何かお手本を見ながら真似するのはまぁまぁなんだけど、創作となるとアイデアが浮かばない。
「あー、やっぱり創作や芸術的な事は向いてない」と、改めて自分の才能の無さを実感。
その点、メヘンディーは先生の絵をみながらヘナで描いていくので楽しかった。(笑
植物からできたヘナペーストを細く絞りだしながら肌の上に描いていって、3時間位そのままにして
乾かしてからポロポロとヘナを落とすと、うっすら赤茶色に染まってる。
で、翌日になると、色がクッキリと出てきマス。
じゃ~ん。
初めてにしては、なかなかキレイに描けたかな? (自己満足)
インドでは、結婚式やKarva Chouthの前に女性達は華やかなメヘンディーを施す。
ドライバー君に「自分で描いたんだよ」と言ったら、驚いていた。
1週間位で自然に色が落ちて消えていくのだけど、見慣れないうちは、自分の手が視界に入ると、
一瞬「何が付いてるんだ?!」と戸惑ってしまうこともあったりして・・・
で、案の定、オットは自分でOKしたことも忘れて、
「気持ち悪い。生理的に受け付けない。止めてくれー」とのたまふ。
ハイハイ、ワカリマシタ。
スケジュール的にも来年のクラスに申し込めなかったので、メヘンディークラスの受講は一旦終了。
インドならではの習い事を体験してみたい方、集中して何か作り上げるのが好きな方、オススメです。