久しぶりにインドカレーが食べたくなった週末。
さぁ、何処へ行こうかな~と、取り敢えずCyber Hubへ行き、決めたのはこちら。
実は、2年位前に、友人から「ちょっとオシャレで面白いお店があるよ」と聞いて、ずーっと気になっていた
にもかかわらず、行った事が無かったお店。
やっと行けたー!(・・・ていうか、2年もの間なぜ行かなかったか・・・)
店内はウッディーで薄暗く、シックな感じ。
バーカウンターもあり(もうお酒OKです)、夜はミュージシャンによる演奏もあるらしい。
メニューを見ると、「タパス」や「ラタトューユ」「バーガー」など西洋料理の文字と、"Kulcha"や”Poha"と
いったインド名も混ざり、フュージョンインド料理とは聞いていたけれど、どんな風に融合しているのか
ちょっと想像がつかないものが多い。
あれこれ気になるメニューはあったけど、お店のお兄さんに聞きながら、メインからシェフのオススメを
2つチョイス。
オーダーして待っていると、ドライアイスの白い煙をもくもくとさせながら何かが運ばれてきた。
ん?何ですか、コレ?? お通し??
「カトラリーは使わないで、このままぐいっと一口で食べてね」と言われ、その通りに口に入れると、
口の中で薄い膜が破れて中から甘いミルクみたいなのが広がった。
ストロベリーとチョコチップかな、でもちょっとスパイスの香りもする。
何だかよく分からないけれど、面白い!
そうこうしているうちに、お料理がきたーっ!と思ったら・・・
ロンドンにある赤い電話ボックスの中に入って来た!
これまたワタシが驚いていると、
「チキンティッカマサラは英国生まれだからね」みたいなことを店員さんが言っていた。
このチキンが入ってるお皿がまた、大きな胡桃を半分にくりぬいたみたいな変わった入れ物で、それも
ユニーク。
ワタシが頼んだ目玉焼き乗せPohaのカレーかけは、ガーリックや野菜入りのポーハ(平らなお米で
インドでは朝食やブランチに食べられるらしいけど、普通のお米とは食感が異なる)に、レモングラスと
コリアンダーのアクセントのあるクリーミーなカレーが、南インド料理のようなタイ風のような、今までに
食べたことのない味で新鮮!
しかも、どちらもちゃんと美味しい!
店内は、流行やオシャレに敏感な若い人達やお金持ち風家族などであっという間に満席に。
他のテーブルに運ばれているお料理も、どれも工夫が凝らしてあって興味津々。
何人かで行って、前菜やタパスなども色々オーダーしたら楽しいかも。
さて、じゃぁお会計ね・・・と頼んだら
どーんっ!
こんなの出て来マシタ(笑)
"Farzi"とはウルドゥー語の造語らしく、「本物でない」「架空の」「想像の」などの意味にがあるようで、
お店のコンセプトは"Creating an illusion"だとか。
お料理のみならず、斬新なアイデアで最初から最後まで意表をついて楽しませてもらいマシタ。
お料理も美味しくてサービスも良かったし、女子ウケするお店デス。
たまにはこんなモダンインド料理も、アテンドにもいいかも。