デリーメトロでGO! | Life like a journey

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ドイツ→ベルギー→中国(上海)→インド(デリーNCR)→日本(今ここ)
Yogaのある日常、ときどき海外生活の思い出など。
人生の旅は続くよ…

 

デリーとグルガオンやノイダなど周辺都市を結ぶ交通手段としては、デリーメトロがある。
日本のODA(円借款)で行われている事業で、現在も延伸工事の真っ最中。

市民の足として活躍しているけれど、、ドライバー付きの駐在員家族がわざわざメトロに乗ることは
滅多に無いと思う。
特にグルガオンでは、最寄りの駅まで車が必要なケースがほとんどなので、だったら自宅から
目的地まで専用車で行った方がいいのだから。

でも、インドのメトロがどんなものなのか体験してみたかったのと、我が家では車は夫と共用なので、
もしかしたら今後メトロを使う必要があるかもしれないと思い、週末に夫と一緒にメトロに乗って
デリーまで行ってみることに。

とはいえ、まずはアパートから最寄り駅までの足探しから。(既にここでハードルがある)
すぐにタクシーがつかまらなかったので、オートリキシャに乗ることに。
値段交渉から始まって、熱風を感じながら砂埃の舞う凸凹道を15分ほど走って到着。
(グルガオンの道路はメトロ工事の影響もあって、ほんとうに酷い)

駅ではまず、窓口か自動販売機でチケットを買う。日曜日だというのに、長い行列。
グルガオンから乗るのはYellow Lineという黄色い路線で、MG Roadからデリーの中心部である
Rajiv Chowk(コンノートプレイス)まで片道25ルピー(約50円)。

ここでも空港みたいに男女分かれてのセキュリティーチェックと荷物検査があり、それを通過して
日本のような電動タッチ式の改札を入る。
案内もヒンディーと英語の両方が表示されるので、特に困ることもナシ。

意外にも列車は数分毎にはやってくるので、それほど待つことも無さそう。
スルスルと静かにホームに入ってきた列車は、結構きれいだった。

 

女性への犯罪が多いインドでは、先頭車両は女性専用車両になっているので、ここに乗れば
安心。(ラッシュ時には男性も乗ってきちゃうこともあるらしいけど、本当は罰金)

普段、車から見ていた景色も、高架を走る電車の中から見下ろすと、意外と緑も多いんだなーと
気付いたり、ちょっと違ったものに見えて新鮮。
久しぶりの電車。自由気ままに動けている感じが、なんだか嬉しい♪

Saketから先は地下へ入り、約1時間ほどでコンノートプレイスに到着。
ここは乗り換えのターミナル駅でもあるので、人が多い。やはり圧倒的に男性が多いのと、
平たい顔の外国人は目立つのでジロジロ見られるけれど(^^;、女性も結構いるし、昼間であれば
特に怖いという感じはしなかった。
ヨーロッパのメトロの方が、薄暗くて汚くて、危険な感じが漂っていて、緊張してたかも。

 

乗ってみたら、渋滞は無いし意外とキレイでスムースで、英語の表示やアナウンスもあるから
困ることもなく、結構快適だったデリーメトロ。
まぁ、席取り合戦や乗り降りのマナーがいいとは言えないけれど、中国で揉まれてきた経験者
としては、許容範囲かと。(笑

これなら今度は一人で乗っても大丈夫だなーと思ったので、またリピートするつもり。
え?専用車の方がいいじゃないって?

確かに、便利で楽で安全で快適なのはドライバー付の車移動。
でも、家⇔駅⇔目的地の交通手段の問題さえクリアできるなら、時間やドライバーの事を気に
せず、好きな時に行動できる自由の方が、ワタシには魅力的だったりするのデス・・・。

まぁ、これもインド生活。仕方がありません。


 
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