のんびり書いてたらいつの間にか放映も終了間際に。自分用に書き綴っただけなので、全くまとまっていません(笑)
何度見ても涙は枯れません。初心に戻り「弱虫ペダル」の面白さを改めて感じることができる映画で、ストーリーを一切知らない状態だから、まさしく展開の分からないロードレースを観戦しているかのよう。(ブエルタも大どんでん返しの総合入れ替わり展開でしたし)ほんとにロードレースは先が読めないから何が起こるか、誰が勝つのか分からなくて…緊迫感に圧倒されます。文字通りハラハラドキドキ。
初日、観る前は「巻ちゃんがいないなんてやだよぅ……」とビビリまくり、観ている最中はタオルで顔を覆い「ア~」だの「ウッ」だの「ヒィィ」だのお隣さんも気にせずジタバタし、観終わったあとは燃え尽きて放心状態になり泣き止めなくて、そのまま泣きながら駅まで送って向かう。…と、まあ自分でも映画観ただけでボロボロになりすぎだなぁとは思いますが(苦笑)、それくらいいろんなものが詰め込まれていて、観たかったものが全てぎゅぎゅぎゅっと詰まった90分でした。
航先生原案だから間違いなく面白いことは分かっていたけど、原作との軸の兼ね合いもあるしあまり深く突っ込んではいないのかと思っていたらそんなこともなく、むしろ私たち読者が知りたかった・気になっていた空白の時間を埋めてくださっていました。
先輩から後輩への「継承」がテーマの本作。ハコガクは追い出しレースがあるけど、総北ではその辺が描かれていなかったので、きちんとバトンが受け渡されてる様が観れて安心しました。新キャプテンの手嶋さんが坂道くんの背を押す場面が何度もあって、新たなスタートを切ったことも改めて感じることができました。
〈以下箇条書きです。ネタバレにご注意ください。〉
・冒頭は坂道くんのアキバシーンから始まり新学期の総北。早速練習に巻ちゃんの姿がないことで心がザワザワ
・「巻島さんは世界一かっこいいクライマーです!!」坂道君にとって巻ちゃんって絶対的存在なんだよね… 巻ちゃん信者。
・巻ちゃんが最後の峰ヶ山を登りに坂道くんを誘う場面… 間が……間が辛い……
・山頂目指して二人で楽しく笑顔で登ってるの…泣けました…。原作だとここが本当に最後ですもんね?…本作では、レースで一緒に走ることができたから…。最後にならなくてよかった…ほんとによかった…。
・巻ちゃんが来なくなって、走れなくなる坂道くん痛々しい。
・新幹線で熊本に向かう箱学。真波と荒北が隣同士で…真荒かわいかったです…。真波がすぅすぅ寝息立てて寝てるのが可愛いし、ちゃんと寝かせてあげる荒北先輩優しい。
・京都!水田クゥンが福ちゃんに威嚇して、番犬荒北に睨まれてんのが最高にツボでしたwww 水田君御堂筋くんがいないからって調子に乗りすぎwww アホの子やwww 眼光光らせた荒北先輩ものすごくカッコよかったです!!
・広島!!キャーーミヤーー!!早速荒北を探すミヤ可愛いよ~~、嬉しそうな荒北かわいいよ~~!ベプシの約束覚えてるくせに、すっとぼける荒北かわいいよ~!////
・インハイでいい戦いをした彼らのレースじゃないところでの絡みが見れるのは本望でしたありがとうございました。
・箱学テントでは荒北(お父さん)東堂(お母さん)真波(息子)
・一言で言わんとすることを理解する荒東怖い。真波のことは東堂に一任してるのもいいね。
・なんだかんだで真波を心配していて、いつだって真波に甘い荒北靖友が好き。
・東堂君が優しく溶けそうな声で「真波」って呼ぶのが好き過ぎて死ぬ……「自由に走れ、真波」 ぁぁ…っ、かっき~~ ベストオブ「真波」は初めに問いかけるところ……。
・出走前に巻ちゃんがいないことを知る東堂くん…。「準備で忙しくて」で察したということは、もうその時点で渡英するとは知ってたのかな?やはり気になるのは巻ちゃんは東堂君に一番に話したのかってこと。「Re:Road」でも渡英のことを切り出そうとして、遮られたり東堂の顔見て言えなくなっちゃったりしていたから…言うに言えない状況が続いたわけで……あの後、いつどこでどうやって伝えたのかなぁ…;; 渡英報告ネタって東巻の重大事案であり、分岐点ですからね。渡英シーンだけで長編ストーリー必至。今のところはご自由に妄想どうぞ状態ですね。……いやぁそれにしたって東堂君のあの落ち込み様。見てて本当に可哀想でした…この世の終わりのような顔をするんだもんなぁ、東堂くん。
・パレードランでいちゃつく今鳴。
・スプリンター、クライマー、エースが各リザルトを争う場面では必ず勝者・敗者が出る。多くの選手がその栄光を狙う中で勝負の数だけ勝者がいるわけで、インターハイでの結果もその中の可能性のひとつ。そして、熊本やまなみレースではまた別の可能性から勝者が決まったわけですが、王者・箱根学園の意地を見せてもらいました。インターハイでは、最強と呼ばれるハコガクが地に落ちてしまったことが結構心苦しかったんです。そんなハコガクがこのレースでリザルトを総ナメにしたことがどれだけ嬉しいか。
・「私的これが見たかった!!NO.1!!」を叶えてくれたのが新開隼人…!!!う~~ん!!貴方のそのガッツ(バキュン)ポーズをずっとずっと見たかったんだ…!!!多くの大会で優勝するほど速いといっても、インハイでは正直活躍の場がなかったので「新開さんの見せ場が欲しいよ~!!」とずっと思っていたんです。あんなにかっこいいスプリンターずるいよ……。
・念願の新開VS田所も叶い、そこにまさかのミヤも参戦とは。最高。初めは田所さんに華を持たせる気が無かった鳴子くんが、新開さんとのバトルに燃える田所さんを見て、スプリント勝負を譲り懸命に田所さんを引く姿にグッときたし、新開さんがフツーに左から抜いているところにも込み上げるものがありました。
・山岳リザルトでは真東;;スリーピングクライムで吉本を抜かしていく山神様がかっこよくて惚れ惚れしました…;///;何度観ても腰抜け;;ここ東堂君の独断場でジタバタしてましたっっ/// 声にならない叫びですごく息苦しかったです……
・「喋りはうるさいんですけどね~」って笑いながら先輩のフォローをしていく真波(笑) 「ハハハーッ!なんか言ったか真波ィ!!」 「いえ」 真東のこの雑な感じがすごく可愛くて大好き
・坂道をシッティングですいすいと登ってしまう東堂君かっこい……い……
・1日目の山岳リザルトを真波に譲ったのは、巻ちゃんがいないから燃えないという理由に加えて、真波の気持ちを汲んでってこともあるのかなと。巻ちゃんがいないと、ちゃんと先輩・東堂尽八になるよね、彼。(笑) 自由に走ったことでIHでは悔しい想いをした真波に対して、それでも「自由に走れ」と再度釘を刺した東堂君は誰よりも真波のことを見て分かった上で言っているし、それだけ真波の自由奔放な走りに惚れ込んでいるんだと思います。インハイから1月余りでまだ落ち込んでいる真波に対して「お前は先輩を引くとかそういう建前は気にせずに自分の好きなように楽しめ」って走りで伝えてくれたのかなって。
まあなんだかんだ言いつつも、巻ちゃんのいない山頂に興味はないっていうのが一番ですかね(笑)
・あまりに大興奮しすぎて、座席からずり落ちたんですけど、「行け、真波」「……でも…」「いいから、行け」ここの東堂先輩!!!!めちゃくちゃ雄!!柿原徹也恐ろしい子…!!! 声も命令口調もニヤリと笑った口元も最高にセクシーでッッッ!!あれ18禁にしなくて大丈夫なんですか??……ねえ?本当に大丈夫??
・「獲ったな!真波!」って頭なでなでするのめっちゃ可愛い……真東(//◜▽◝//)
・いちいち真波の名を呼ぶ東堂くんが可愛いです…「まなみ」って音の響き気に入ってるよね、きっと(笑)
・表彰式後にハイタッチする福富新開荒北が可愛い、そもそも「勝ったらハイタッチするか」っていう新開さんの提案が可愛い、そしてそれ以上に、仲間に入れてもらえてないのに、当たり前に輪に入っていく東堂尽八が恐ろしく可愛い(笑) 荒北ダーリン、、雁字搦めで仲良しっぷりを見せつけてくれてありがとうございました…^///^荒東チャン、そーゆとこだよ!(笑)
・弟想いのレン兄の優しさよ………おにいちゃん…;;
・1番大泣きしたのがここ雲母のシーン。巻ちゃん…巻ちゃん…ッッ!俺は今絶好調になった…;;!!! 暗闇から巻ちゃんが現れる演出はまるで女神様が舞い降りたときのよう。驚いて坂道君の名を呼んだあとの「クハッ」がすごく嬉しそうだし、坂道君に多くを語らずあの雄大な雲母を一緒に見て満足感を得る巻ちゃんがすごく綺麗で…うっとりしました…。巻島+景色+壮大なサウンド。最高の演出で大泣きでした;;
・とにかく音響さんがいい仕事しすぎだよね…
・あとで検索かけたら、「(天空の道)ラピュタロード」という名称だそうで…あの素晴らしい景色に相応しい命名ですね。いつか聖地巡礼したときに必ず行きたいです、ロードで。
・2日目早々から、劇場は東堂君の荒ぶり様に爆笑の嵐www 地面にwww寝るなwww 周りもドン引きレベルの巻ちゃん厨www あんなに大事なリドレーを投げ出すくらいですものね(笑) でもその度にリドレーを支えてくれるチームメイトのあたたかさよ…(もしかしなくても慣れてる?笑)
・巻ちゃんセンサーが恐ろしいほど気持ち悪いよ~www(褒めてる笑)
・でも、巻ちゃんスイッチが入って「絶好調」な東堂くんが可愛くって大好きなので、もう親戚の気持ちで「巻ちゃんに会えてよかったね…」ってニタニタしました。ほんとに可愛いよ、東巻~~~~!
・「山頂で待ってる」ってかっこよすぎでしょ…、巻ちゃんは絶対に来る、勝負が出来るって疑わないんだもん。「俺のライバルが来ないわけがない」って確信できるのも、それだけ東堂君と巻ちゃんが勝負を重ねてきたってことだよね。
・総北が6人集まったときがようやくスタートの瞬間。巻ちゃんの呆れ顔も、それでいて嬉しそうなところも、総北の絆の深さを感じるところでした。
・まさか総北みんなのヒメヒメが聴けると思ってなかったから号泣;;劇場内大爆笑でしたけど、わたし大泣きだったよ……??あれ?おかしいな?
・何より坂道くんのあの生き生きとした表情;;3年生と一緒にレースに出ることが出来る最後の機会に、念願叶って本当によかったね…;///;
・鳴子くんの合いの手が涙を誘ってダメだった…楽しそうな総北を観れるのも最後だと思うと胸が苦しかった…。
・巻ちゃんの合いの手「ヒメ」じゃなくて「ショ」なのが可愛すぎてわけわかんない;;好き!
・「総北魂繋いだる!」(鳴子きゅん)
・山頂ゴールってずるいなぁ;;!!東巻じゃん゛;;!!
・先頭の東堂と真波に追いついた巻ちゃんと坂道くん!!!ああぁぁあ!!!
・澄ました顔で静かに待っていた東堂が巻ちゃんが来た瞬間、「来たな来たな巻ちゃんッッッ!!!!!!」って喜びを爆発させるあの表情がすっごく幸せそうで東巻感動の再会に思わずタオルをぎゅっと握りしめて大泣き。東堂君にあんな表情させられるの巻ちゃんだけだよね。
・「どうだ調子はァ?」「ああもちろん、ゴッドコンディションだ!」(ゴッド!?神!?ああ山神か…涙)
・東堂君をドン底に落としてから、絶好調に持っていくまでの流れって巻ちゃんお得意のプレイなの?(笑) 何度目?3度目?
・でもあんなにもドン底まで落ちるのも、東堂君の巻ちゃんに対する期待値が高すぎるが故ですよね。
・最後の山頂ゴールの戦い!ここでグッときたのは、なんだかんだで初めて総北箱学のクライマー4人が揃ったってこと。真波と坂道くんが先輩たちの戦いを間近で見る、しかも共に走るのって初めてなんですよね。前を走る先輩たちの背中を見てまだ漠然と「追いつけたらいいなぁ」くらいに思っていたのが「追いつきたい」に変わり笑顔で登ってくる後輩たちを見て、成長を喜ぶ東堂巻島が愛おしいです。真波自身、東堂さんが速いことも凄いことも分かっていたけど、やっぱり東堂尽八が真の本気の走りを見せるのは巻ちゃんの前でだけだから、相当驚いたんじゃないかな。先輩として、フワフワしていた真波が地に足着いたところで、さらに自分の走りを見せて真波の純粋に登りを楽しむ心にまた火を点けてくれたのかなあと。東堂くんと巻ちゃんのあんなに楽しそうな走りを見せられたら、嫌でもワクワクしてきちゃうよね。「吹っ切れたな、真波!」の表情がすごく嬉しそうで、真波の事大好きなんだなぁと思いました。追いついてきた二人を見て「まだまだ!!」って一瞬で置いて行く先輩たちほんとにかっこいいし、暫くは敵わない先輩でい続けていて欲しいです。
・ラスクラの熱き戦い再び……。勾配どのくらいか分からないけど、坂を物ともせずビュンビュン登っていく東巻やばい。「腰上げてないですね!?」って栗村さんに実況されちゃうよ!?
・ゴールの瞬間はシン…となり時間が止まったかのようでした。歓声と共に天を仰ぐ巻ちゃん……;;この画をずっと見たかったんです;;やまなみレースに普通に出場してしまうと後々の辻褄が合わなくなるし、けれど出場しないのも寂しかったから、記録は残らない途中参加という形だったけど東堂くんと競ってくれたことに感謝。8勝8敗でタイになったから勝負も終わり?…いやいや、きっとまた勝負する約束をしたことでしょう。タイになったことで、唯一無二の永遠のライバルになれたのではないでしょうか。これから先も一緒にレースに出たり、同じレースに出れなくなった場合は草試合とか…時あるごとに競っていて欲しいです。東巻尊い。
・巻ちゃんの肩に手を当てて「行ってこいイギリス」と伝える東堂君の表情も吹っ切れていて、なんだかんだ頭では巻ちゃんがイギリスに行ってしまうことを理解していたけど、心はついていけていなかったのかなと思いました。東堂君そーゆーところ隠すの上手いから。周りにも悟らせないよね。きっと電話で渡英の事を伝えた後、会ってなかっただろうから(いや、分からんですけど)、直接会えて、しかも一緒に走ってくれたことがどれだけ東堂君の救いになったか、その重さを知るのは東巻だけ…(グッ)
・小説「二人の約束」第2弾お待ちしております………。
・むくれた顔で表彰台に上がる東堂くんと、それを見てご満悦な巻ちゃんが可愛い…
・公開プロポーズに今更驚きはしませんが、ほんと東巻って画になるなぁ……東堂くん花束似合いすぎかよ。
・ベプシーーーーーー!!!!?!??!!おごったーー!!!!かわいいーーー!!!ミヤと荒北仲よすぎて嫉妬 ˆ//// ˆ ミヤも洋南おいでよ~~~!!
・最後の集合写真欲しいです、売ってください。みんな可愛い。巻ちゃんはイギリスのお部屋にこの写真飾るんじゃないかな。
・クモ太郎装着した巻ちゃん!行ってらっしゃい!!
巻ちゃんの渡英が中心にあったので、やっぱり寂しさが先に立ったけど、坂道君や東堂君が気持ちよく巻ちゃんを送り出すことができたと思うと、とても救いになるお話だったのだと思います。鑑賞後は毎度毎度「………あーーーっ」って苦しみ悶えて息をするだけで精一杯の状態でしたが(笑)、こう感想を書き連ねていくと、「あれ?なんだ、渡英でみんなモヤモヤしてたのにスッキリしてるじゃん?」と、自分でもよく分からない感じになっています。笑
コロコロ表情が豊かに変わる東堂くんが好きなので、女子の前のおちゃらけてる東堂君も、真波の前の先輩してる東堂君も、巻ちゃん一つで一喜一憂する東堂君も、箱学3年の前で見せるただの男子高校生東堂君も、山頂を狙うギラギラした東堂君も……たくさんたくさん見ることができてとても幸せでした。東巻的にも荒東的にも真東的にも場面を切り取ってみると妄想が要らないくらい熱々で良いもの見させてもらいました。ありがとうございました。…東堂が巻ちゃん関連でギャーギャーすると、すぐ舌打ちしたり悪態ついたりする荒北靖友が可愛いかったです。嫉妬していることに気付いてないと尚良い。笑
きっと帰ったら荒北の部屋で、東堂は巻ちゃんとのレースの話をたくさんするだろうし、それを荒北は「良かったね」って静かに聞いてあげるんだろうなぁ。荒北にしか見せない顔は妄想で補っておくね(笑)
全くまとまりませんでしたが、どこをとっても素晴らしい映画でした。
「自転車は楽しいか?」「自転車は楽しいショ」
この二つの巻ちゃんの言葉が全てだなと思いました。“勝ち負けが全てじゃない、楽しんでこそ自転車乗りだ”というのを先輩たちは後輩に伝えたかったのだと思います。みんながこれからも笑顔でいろんな道を駆け抜けて行ってくれますように。