福島県郡山市の社会福祉士事務所

Liii-Ju です♪

 


精神保健福祉士国家試験の専門科目から

「勝手に解答&解説」しちゃいます!!

シリーズ第2弾は

 
精神保健の課題と支援です。
 
 

※正式な解答と解説は、

社会福祉振興・試験センターおよび厚生労働省からの発表をお待ちください。

 

 

 

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問題11
次のうち、ライフイベントとストレスとの相関に関する「社会的再適応評価尺度」の開発者として、正しいものを1つ選びなさい。

1セリエ
2フロイト
3ホームズ
4エリクソン
5キューブラー・ロス
 

解答は・・・  3 

 


P:この「精神保健の課題と支援」、私苦手なんですよね、過去問や模試でもここはいつも5割程度。

しかも、人物問題特に苦手なんです。

覚えられない~((+_+))

何か方法あるんですか社長?
とりあえず、フロイトとエリクソンは違うと思いますし、そうそう、最近キューブラー・ロスの死の受容覚えたんです!とすると1か3なのかな?
私:人物が苦手は人は、思い切って、捨てましょう!(P…え!?)もしくは、「問題に出てきたときに、解説までしっかり読んで集中して覚える!」で乗り切ってみてはいかがでしょう?キューブラーロスは、精神科医の松崎先生のYouTubeで覚えましたよー!試験勉強に疲れたときなんか気分転換なんかにもYouTubeめっちゃおすすめ☆

キューブラロスとフィンク[基本]死や障害に対する人の心の動き方 看護師国家試験対策 精神科と精神医学のWeb講義 - YouTube

 

 

問題12

次のうち、著名人の自殺に関する報道の後で自殺者数が増加する現象を説明する用語として、正しいものを1つ選びなさい。

 

1 ハロー効果
2 ウェルテル効果
3 カクテルパーティ効果
4 キャリーオーバー効果
5 ピグマリオン効果

 

 

解答は・・・  2 

 

P:これは以前社長から教えてもらいましたけど、2番ですね「若きウェルテルの悩み」読んでおけばよかったな~。この問題に出てくる効果名称は、どれも実生活に関係するものばかりなので、グーグル先生に聞いて勉強しておくことをおすすめしま~す。
私:はい~そうですよ~よくできましたっ!ちなみに反対の効果として「パパゲーノ効果」がありますよ。モーツァルト「魔笛」の中に登場するパパゲーノが、愛する人失った人が自殺を思いとどまる…というストーリーがあります。そこから、自殺を踏みとどまった話は、自殺を抑制する、という意味になっておりますよ!
 

 

 

問題13

次のうち、「DV防止法」において、配偶者から身体に関する暴力を受けた被害者の申立てにより、配偶者に保護命令を発することができる機関として、正しいものを1つ選びなさい。
 

1 配偶者暴力相談支援センター
2 福祉事務所
3 裁判所
4 警察署
5 婦人相談所

 

解答は・・・  3 


P:接近禁止なんかを命じられちゃうやつ( ゚Д゚)

こんなことができるのは国家権力しかない!とすると、3か4ですよね
私:ちょっと間違えやすいのは、1でしょうか?「申立て」と「保護命令」というキーワードから推察すると、3の裁判所かなと思われるであります!

 

 

 

問題14

次のうち、発達障害者支援法に規定されているものとして、正しいものを2つ選びなさい。

 

1 精神障害者保健福祉手帳の交付
2 自立支援医療の給付
3 社会的障壁の定義
4 発達障害者支援センターの指定
5 職場適応援助者の養成

 

 

解答は・・・  3、4 

 

P:社会的障壁が条文に記載されている法律は「障害者基本法」、「障害者差別解消法」、「発達障害者支援法」なので、ひとつは3が選べるとして、消去法でいくと4かな

私:そうだねー。下に、福島県のホームページにあったチラシを載せておくね。ぜひ、参考にしてみてください(^^)/

209567.pdf (fukushima.lg.jp)

 

 

 

 

問題15

次のうち、「ストレスチェック」の実施において、厚生労働大臣の定める研修を修了することなく、かつ労働者の健康管理等に従事した経験を有することなく検査の実施者となることができる者として、正しいものを1つ選びなさい。

 

1 保健師
2 公認心理師
3 看護師
4 精神保健福祉士
5 理学療法士

 

 

 

解答は・・・  1 

 

P:これは難しいですね~、「行える者」ではなく更に踏み込んだ内容となってます。点数とらせねーぞーという思いを沸々と感じます。

選択するとすれば、この中では、保健師・・・ですかね?社長そういえば公認心理師持ってましたよねどうです?
私:医師と保健師は実施者ですよ!(どやっ)精神保健福祉士っぽいなと見せかけて、実はちがうんですよねー。私は公認心理師を取得していますので、研修を受ける必要があります。ちなみに、近々、研修を受ける予定です(^^♪

 

 


 

問題16

次のうち、セクシュアリティに関する記述として、適切なものを2つ選びなさい。

 

1 ジェンダーは、身体的性別を指す言葉である

2 性別違和は、DMS-5で採用された用語である

3 性的指向は、自分の性をどのように認識しているかを示す概念である。

4 トランスジェンダーは、生物学的・身体的性と性自身が一致しない人を表す言葉である

5 性同一性は、人の性愛がどういう対象に向かうのかを示す概念である

 

 

解答は・・・  2、4 

 

P:4でひとつ選べるんですけど1と2がわからないです。
1はあれ、そうだっけ、そうなのかな?と、今までなんとなく使っていた自分が憎い、DSM-5は???です。(*_*)

私:1の身体的性別を指すのはセックスじゃないですかねー。2の性別違和は「DSM-5」のところを「ICD-10」って間違えさせようという思惑を感じます!!

 

 

 

 

問題17

次のうち、被災者の心理的変化に関して、徐々に疲労が蓄積していくとともに、被災者同士の間で強い連帯感が生まれる時期として、適切なものを選びなさい。

 

1 茫然自失期

2 再建期

3 幻滅期

4 無感覚期

5 ハネムーン期

 

 

解答は・・・  5 


P:社長、初めて見る問題と答えに茫然自失です。どれを選んでも良いような気がしますが、5ではないでしょう・・・というか5なんですねこれ・・・ DPATとの関係もあるので、関与がないわけじゃないですね(^-^;

私:これはね…私は難しかった…。調べてみたところ、茫然自失(災害直後)⇒ハネムーン期⇒幻滅期⇒再建期の順なんだって。各都道府県の災害マニュアル等にありました。被災者の地域における心理的経過…知っておいたほうがよいと思いました。

 

 

 

問題18

次のうち、都道府県及び市町村が「精神障害者の社会復帰及びその自立と社会経済活動への参加に対する地域住民の関心と理解を深めるように努めなければならない」と条文に明記されている法律として、正しいものを1つ選びなさい。

 

1 精神保健福祉士法

2 「精神保健福祉法」

3 「医療観察法」

4 「障害者総合支援法」

5 「障害者虐待防止法」

 

解答は・・・  2 

 

P:条文全文覚えているわけではないですが、問題から135は除外しちゃう、そうすると2か4ですけど、「自立」と「社会経済活動への参加」とあるから、4にしちゃうかな

私:これはね、安易に考えますと、1の選択肢に「」がついていなかったから、不適切問題になることを希望する!(笑)ちなみに4ではないです。 精神保健福祉法の目的にちゃんとかいてありましたよー(^▽^)/

 

 

 

 

問題19

次のうち、疾患による損失生存年数と障害生存年数の合計で表される指標として、正しいものを1つ選びなさい。
 
1 DUP

2 ADL

3 DALY

4 QOL

5 SDGs

 

解答は・・・  3 

 

 

P:こういうのは知っていれば一択(あたりまえw)なんでしょうが、知らないときは消去法です。

 福祉を学んでいれば24は除外、さすがに5も除外して、1か3が残った~ こうして残った2択を外すと夢見が悪いです。

私:みなさん、英語は得意ですかな?1と3でわからなかったとしたら、3「DALY」の「Y」は「Year」じゃない?と想像し、解答を導き出すということもひとつの方法かと思いました!(「~年数」と問題文にあるので)

 

 

 

 

問題20

WHO(世界保健機関)の取組に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
 

1 国際疾病分類の改訂版ではDSM-5を採用している

2 オタワ憲章では、障害を3次元で分類している

3 メンタルヘルスアトラスプロジェクトは、構造化面接法を用いて世界各国における精神疾患の罹患率を調査した研究事業である

4 「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」は、世界の酒類の製造又は販売を行う事業者に向けた警告のための広告戦略である

5 メンタルヘルスギャップアクションプログラム(mhGAP)は、特に中低所得国における精神・神経・物質使用の障害へのケアを拡充することを目的にしている。

 

解答は・・・  5 

 

 

P:あ~自分の勉強不足が自分自身に露見します。( ;∀;)

1と4の選択肢を除くこと以外できません社長、mhGAP覚えなきゃと思っていたんですが記憶が蘇りません。

私:これは!最近覚えましたよー。たまたまですが、これを見つけたんですー

9784904561898_jpn.pdf;jsessionid=4BD9740E2623AA61870A605076E00C1E (who.int)

そこに、
「2008年に、世界保健機関(WHO)は、特に中低所得国において精神・ 神経・物質使用障害に苦しむ人びとのケアの欠如に対応するために、メ ンタルヘルス・ギャップ・アクション プログラム(mhGAP)を開始した。 世界の疾病負荷の 14% はこれらの疾患に因っており、その内の4分の 3近くは、中低所得国で起こっている。これらの国々で使用できる資源 は十分ではなく、大部分の国々では保健予算の2% 以下しか精神保健 に配分しておらず、多くの中低所得国において75% 以上の治療格差を 生み出している。

 

・・・とあります!

いろんな調べ学習をすると良いですよ!!