SprinteR -緋色の欠片- -10ページ目

SprinteR -緋色の欠片-

想う事 見る事 感じる事 願う事 言葉 小さな欠片だけれど ひとつひとつが 大切なもの

暗闇に零れおちる金色の雫

遥か過去の錆ついた記憶が 静寂な夜に眠る


哀しみの蒼に沈んだ街を 

銀の羽で包んだ鳥は ただ透き通ったその声で鳴く


止まった砂時計 繰り返す針は何時を指すのか

聖なる夜の星空 踊る時間の調べを優しくなぞって


やがて訪れる終末に 清らかな純白の花は静かに閉ざす

終わらない幻想を抱いて




古びた書物に描かれた物語

頁を捲る少年の夢は 片翼の羽根に埋もれる


遠い日に交わした約束が 雨露に融けて 破かれた頁に沈んでいく


錆ついた輪廻 

繰り返す舞踏会に舞うドレスを引き寄せては君を探す

何処にもいないとわかっているのに


止まった砂時計 繰り返す針は もう動かない


やがて訪れる終末に 清らかな純白の花は静かに閉ざす

終わらない幻想を抱いて



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以前HPで途中まで書いた「錆びた国の物語」を思い浮かべた詩。

本編は改訂版を製作中で、そのうちUPする予定です。