イエスの神はユダヤ人の神と同じ
ひとりの律法学者がきて、彼らが互に論じ合っているのを聞き、またイエスが巧みに答えられたのを認めて、イエスに質問した、「すべてのいましめの中で、どれが第一のものですか」。イエスは答えられた、「第一のいましめはこれである、『イスラエルよ、聞け。主なるわたしたちの神は、ただひとりの主である。…(中略)そこで、この律法学者はイエスに言った、「先生、仰せのとおりです、『神はひとりであって、そのほかに神はない』と言われたのは、ほんとうです。(マルコ12:28、29、32)
わたしに栄光を与えるかたは、わたしの父であって、あなたがたが自分の神だと言っているのは、そのかたのことである。(ヨハネ6:54)
イエスとユダヤ人との間で、神とは誰かについて、意見の食い違いはありませんでした。キリスト教が広まっても、神が誰かについて、問題になることはありませんでした…少なくとも、使徒たちが活動していた時代には。
イエスの神による宣言
あなたはわたしのほかに、なにものをも神としてはならない。(出エジプト20:3)
わたしより前に造られた
神はなく、わたしより後にもない。(イザヤ43:10)
「わたしは初めであり、わたしは終りである。わたしのほかに神はない。(イザヤ44:6)
わたしは主である。わたしのほかに神はない、ひとりもない。あなたがわたしを知らなくても、わたしはあなたを強くする。これは日の出る方から、また西の方から、人々がわたしのほかに神のないことを知るようになるためである。わたしは主である、わたしのほかに神はない。(イザヤ45:5-6)
いにしえよりこのかたの事をおぼえよ。わたしは神である、わたしのほかに神はない。わたしは神である、わたしと等しい者はない。(イザヤ46:9)
「わたしは主である。わたしはよろずの物を造り、ただわたしだけが天をのべ、地をひらき、――だれがわたしと共にいたか――(イザヤ44:24)
あなたがたはイスラエルのうちにわたしのいることを知り、主なるわたしがあなたがたの神であって、ほかにないことを知る。(ヨエル2:27)
イエスの神=真のクリスチャンの神
『わたしは、わたしの父またあなたがたの父であって、わたしの神またあなたがたの神であられるかたのみもとへ上って行く』(ヨハネ20:17)
真のクリスチャンの神は、イエスの神と同じであり、イエスの父のことです。
キリスト教会が信奉する三位一体の神は、イエスの神でもなければ、真のクリスチャンの神でもありません。それは聖書の中で警告されていた、偽クリスチャンの神です。偽クリスチャンとは反キリストのことです。