東京農工大、低濃度バイオエタノールから水素 | バイオエタノールあれこれ

東京農工大、低濃度バイオエタノールから水素

こちらは日刊工業新聞さんのサイトから。
あらあら、東工大さんは、面白いことやるけど、これ何かに役に立つのか!

エネルギー収支を評価するとどんな結果となるのか。
そこまで見極めたいものです。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0620081203eaad.html
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東京農工大、低濃度バイオエタノールから水素を高効率発生させる反応器を開発
 東京農工大学工学府の亀山秀雄教授らは、低濃度のバイオエタノールから家庭用燃料電池用の水素を高効率で発生させる反応器を開発した。水素と同時生成され反応の邪魔をする二酸化炭素(CO2)を吸着・除去する仕組みで、純度30%エタノールでも反応が進むようにした。自動車燃料に使うバイオエタノールは100%に近い高純度が必要で、精製に多大なエネルギーを消費する。これに対して今回のエネルギー利用効率は自動車燃料の4倍になるため注目されそうだ。
 この研究は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「革新的技術の研究」で手がけた。反応器は、ニッケル系水蒸気改質触媒と、リチウムシリケートを塗ったCO2吸収体で構成。電気を通して加熱できる多孔質アルマイトの土台物質(担体)に、それぞれ載せた。原料の純度30%のエタノール蒸気からまず、500度Cにした触媒で水素を発生させるが、平衡反応で途中で止まってしまう。
(掲載日 2008年12月03日)
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