生きた証のガーベラ | Ligne4 Aromatique リーニュ・キャトル アロマティック / メディカルアロマ・サヴォニエール

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NARD メディカル アロマアドバイザー / Savonnière (サヴォニエール) の中山弘子のブログです。「植物の癒し」と共に生きています。

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ご無沙汰してます、ヒロコです。

 

すっかりゴールデンウィークも去り、5月も終わりそうですね。

 

ワタクシはといえば、変わらずしんどくもあります。

 

何より一番しんどかったのは、

大学の華道部の同期が病気で亡くなったこと。

 

同い年、隣の駅に住む小柄な可愛らしい女性でした。

 

30歳を越してから国指定の難病ということがわかって、ひたむきに闘病をしていて、それでもコロナ前まではそこそこ元気にお茶やランチをしてました。

 

でも「5月14日に。。。」とサークル仲間から連絡をもらい。。。

 

彼女は部室にはあまり来なかったけど、華道部の練習が終わって、電車に揺られながら花合羽(練習で使ったお花を包んで持って帰るためのビニール袋)を抱え、学園祭に出展するデザインをどうしようなど話し合ったり。

 

夏休みは長野県に合宿に行き、野原の植物を観察したり、採集して合宿所で生けたり、デザインの練習に雑誌を切り抜いてコラージュを作ったり、夜は座学で華道の歴史を学んだり。

 

学部は違うけど(彼女は経済学部、私は法学部)、彼女が履修していた大教室で行うマクロ経済学の授業などにこっそり忍び込んで、しれっと座って聴講したり。

 

学食の名物のたらこスパゲッティを並んで大盛りで食べたり。

 

お互い恋バナで笑ったり泣いたり。

 

・・・なんかね、

青春を過ごした仲間が旅立ってしまって、もう2度と会えないと思うと、悲しくて。

 

この年齢になってくると、同期だけでなく先輩も後輩も亡くなる人が多くなってきて。

 

残された私たちは、これからをどう生きるべきか。

そんなことを考える時間が多くなってきています。

 

母が亡くなった時とは違う感覚なんですよね。

うまく表現できないですが。。。

 

彼女が好きだったガーベラ。

ガーベラの花言葉って「希望」「前進」なんだね。

 

Mちゃん、たくさんの楽しい思い出をありがとう。