しばらく更新できませんでした。


以前の記事で義父のことを書きました。

心配してくださったみなさん、ありがとうございます。


ずっと義父のことを書こうか迷っていました。とても辛くて、私自身も書く勇気が持てなくて。

でも、お伝えしたいことがあるので、書きますね。

そして、今日は2回に分けたいと思います。


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義父は食道がんの末期。

リンパ節への転移が多く、手術はできないと言われ、抗がん剤治療にトライしていました。


義父が受けた抗がん剤は、食道がんに使う第一選択薬で、

10人に2~3人の人が、がんが半分になると言われているものです。


おかげさまで、第1回目、2回目の治療で、転移している部分が半分に縮小。

10分の2に入れるんじゃないかって希望を持っていましたが…。


3回目をやる前くらいから、急速に原発部分である食道・喉頭部分のリンパが腫れてきました。

担当医師も驚くスピードだったようです。


結局、辛い治療を行っても本人の体力を奪うだけで、QOL(クオリティーオブライフ)を尊重し、余生を思うように過ごすように言われ、全ての治療が中止になりました。


義父に残された道は、ホスピスのみ。

余命は長くて半年なのだそうです。


がんが見つかったのが3月。

まだ4カ月しか経ってないんだよね。


ドラマで見ているような末期がんのイメージは、もうベッドから起き上がれないような、いろんなチューブでつながれたような、そういう感じでした。


でも、義父は元気です。自分で歩くし、ご飯も食べれる。

正直、未だに信じられません。


でも…、少しずつ体力が奪われているのがわかる。

食道ががん細胞によって狭くなっていっているので、どんどん食も細くなっていっています。

長く起きているのがしんどいらしく、昼寝ばかりするようになりました。

これから、辛くて苦しい痛みが始まるのかと思うと、辛くてなりません。


もちろん、義母も義姉たちも涙に暮れています。

義父に似て精神的に強い夫も、言葉少なに耐えているのがわかります。


最近は義父が「自分が死んだら・・・」と、遺産相続のことや、義母のことなど、いろいろと夫に頼んでくるようになったそうで(私がいないときに言ってるみたい)


夫はそれがたまらないらしく、この前、ついに感情を爆発させて怒りました。

「そんなこと聞きたくない!」と。


私は、もちろん夫の言いたいことも、わかる。

そんな、お別れみたいなこと、言わないでくれよって。


でも、義父の気持ちも、痛いほどわかる。

自分がしゃべれるうちに、言いたいことを伝えたいって気持ち、息子のことを案じてる気持ち。

わかるから、本当に辛いです。


正直、夫より私のほうが落ち込んでしまって・・・

本人にももちろんだけど、泣き暮れる義母を励ます言葉ひとつ見つからなくて、辛いです。


でも、夫にしかられてしまいました。

「オヤジが気丈にしてるんだから、俺たちが落ち込む権利ないよ」って。


お義父さんも、自分のせいで、子供たちに負担をかけてるのが一番つらいみたいで。

とにかく最近は「すまない」ばかり言います。


だから私は決めました。

友達が言ってくれたんだけど、「らいとちゃんは、そっと優しく見守ってあげれば、それで十分だよ」って。


それに別の友達は、私が孫を見せてあげれなかった後悔の気持ちを見抜いてくれていて、「お義父さんは、らいとちゃんがお嫁にきてくれただけで、幸せだと思うよ」って。


これからは、夫の支えになるように、義姉たちの負担を少しだけしょえるように、

義母が寂しいときは話を聞いてあげて、義父にはいつも元気な顔を見せられるように。


これから、もっともっと辛いんだろうなぁ。

今日は「辛い」って言葉を連発して、ごめんなさい。


神様は本当に意地悪。でもこれが人生だものね。


次、「伝えたいこと」に続きます。