第9回は、大アルカナの8番「力」のカードについて。
「自分の怖れと世間の批評に直面する」
大アルカナの旅は、戦車から力のカードへと続いていきます。
このカードには、ライオンの口を開いて、
のぞき込んでいる女性が描かれています。
女性は私たちの感性と自己認識(内面を見て自分自身に正直でいる能力)を、
ライオンは私たちの最大の欠点、弱点を表わしています。
力のカードは、私たちの行く手を邪魔するのは世間ではないこと、
美しくて愛情のこもったものは自分の内側にあることを思い出させてくれます。
誰も檻に入れられ、殺されたくはありません。
女性はライオンと同じように、調査することを望んでいます。
私たちは自分自身の怖れを見つめ、その原因を調査するとき、
精神的な解決策を発見します。
私たちは自分の怖れに直面するまで、
その解決策を発見することはありませんでした。
今週は、自分自身をもっと観察しましょう。
自分自身が正直さに欠けていると感じたら、よく自分を見つめてみましょう。
自分の内なる声を使って、なぜなのか自問してみてください。
自分の怖れや欠如をどのように癒すことができるかを、
自分の内なる声に尋ねてください。
癒やしはすぐに起こるかもしれません。
あるいは、安定した旅になるまで忍耐が必要かもしれません。
でも気にしないで、旅を続けてください。
そうすれば、あなたはいずれ、今までのことに、
どのような価値があったのかを知ることになるでしょう。
By ジュディ・リチャーズ