
今日は、少し踏み込んで、この学校の先生たちをご紹介したいと思います。
先生たちは、大アルカナカード(22枚)に描かれているということですが、
実は最初のカード 『The Initiate』は新入生です。
このカードは、一般的なタロットカードでは「0」だったり「愚者」だったりするようですが、
ウィザード・タロットでは、新しくこの学校に入学する私たちを表しています。
ということで、実際の先生たちは21人となります

今回はどの先生から紹介しようかと考えていたところ、制作チーム内で
シャッフルして出てきた先生から紹介しよう!ということに。誰かしら自己主張してくるはず・・・
そこで、今回ブログの読者の方々に伝えたいことがある人を二人ほど選んでみました。
一人目は、『Justice 正義:倫理学の教授』
このカードはウェイト・ライダー版を基にしてつくられているので、11番目のカードになります。
(マルセイユ(グリモー)版やカモワンタロットデッキでは、8番目のカードになるようですが・・・)
倫理学の先生は、魔法の使い方について、モラルと義務のバランスの取り方を教えてくれます

この先生の授業では、魔法の実践として
魔法を使うときの倫理的な配慮や守るべき法則、この学校のモットーなどを分かり易く教えてくれるようです。
マンドレイクのモットーも、入学前に知っておくとよいかもしれません。
マンドレイク魔法学校のモットー
言葉に力あり、行動もまたしかり。
選ばれしものは、選びし者の元へ帰る。
欲するように生き、なすべきことをする、
完全な愛と全幅の信頼のもとに。
「危害を与えぬ」が規範であれば、
信念と知恵を傍らに。
求める答は見い出せる、
聖なる宇宙と聖なる大地で。
ふたつの世界が出合うところで、
火、水、風、地が生まれ出る。
また、この先生が教える
難しい意思決定に直面したときのスプレッド はこちら↓
このタロットデッキは入門講座のようなものなので、誰でも簡単に基礎的なルールやカードの意味を知っていくことができます☆
さて、次の先生は、『The Alchemist 錬金術師:錬金術の教授』
今まで歴史を通じて、数え切れないほどの錬金術師が、鉛を金に変える究極の触媒である賢者の石を追い求めて、お金と健康を犠牲にしました。
このテーマは、ハリー・ポッターでも題材にされていましたね

マンドレイク魔法学校の錬金術の先生は、そのような代償の大きい過ちを犯すことのないように、あなたを導いてくれます。。。^^
魔法の実践では、実際に錬金術を学ぶことができます~。
錬金術は、複雑極まりない科学ですが、まずここでは
三原理、四元素、七惑星 という基本概念から学習を始めることができます。
そして、この先生が教えてくれるスプレッドは、
ビジョンを現実化させるためのスプレッド です。↓
さて、一人目で倫理学の先生が出てくるなんて、なんだかピッタリですね~。
まず最初に魔法を使う心構えから!!
というところが、なんともシンクロニシティを感じさせますねぇ。
いかがでしたか?? 少しでも、この制作日誌でこのタロットカードの世界観をお伝えできれば・・・と思います。

最大の特徴は、リーディングをする際に、カードに描かれている人物たち、背景、校舎や教室にあるものから意味を汲み取っていくという新鮮なシステムだと思います。自分がこの世界に入っていくと、周りのものが実物大というか等身大に見えてきたり、人やものが立体に見えたりと、臨場感溢れる素晴らしい体験ができるハズです!
そういった意味では、曼荼羅にも近いものがあるかもしれません・・・

カードの意味を丸暗記する!というわけではなく、使いながら楽しくキーワードを覚えていくことができると思いますよ~

カードから、それが何を表しているのか感じ取っていく、という工程は、オラクルカードと似ているところがあるのでは・・・?!と個人的に感じています。

では、次回に続きます~。
