今日いつものフルーツスタンドでフルーツサラダと
アボカドジュースを頼んで、できるのを待っていた。
すると、若い女の子が2,3歳の子を連れて隣の
ジュース屋さんに入った、すれ違う時にニコッと微笑んで
くれた。
たぶん14,15歳くらいなのに妙に大人びている。
きっと夜のお仕事をしているのだろう・・・
その女の子、おなかをさすっているのだけど、
ちょっと膨らんでいる。赤ちゃんがおなかの中にいるのかも。
なんだか大変そうだな~と思った。
きっと仲間の女の人の子供の面倒を見ながら自分の
お腹にも赤ちゃんがいて・・・・
生活とかどうしているんだろう・・・
そんなことを思いながら座っていたらその女の子が
ジュースを買い終わって、私の前を通り過ぎる時に、
ニコッと笑った後、買ったばかりのジュースを私に
差し出したのです。
”飲んでみる?”という感じで。
私は一瞬どうしていいか分からず、でもなんとか笑顔で
”いいです”とお断りしました。
この子はきっと大変な暮らしをしているはずなのに
見ず知らずの観光客に自分の買ったばかりのジュースを
シャアしようとする心の余裕があるんだ・・・と思ったら
何もシェアしようとせず、いかに自分の所有物を守るか、
いかにお金を失わないように行動するかに重点を置いている
自分がちっちゃい人間に思えました。
バリの人の中には物やお金にパワーを与えず、心の豊かさで
豊かさを量っている人がけっこういる。
お金に執着がないので、すぐ人にあげてしまったりする。
お金をもらう時も、別に大して感謝もしない、ただの交換に使う
手段だから。
この感覚、私にも理解できるように例えると、お金は会話のような
感覚でやり取りされます。
”こんにちわ”、”お久しぶり~”、”元気?”、”元気だよ”
会話を交わすことで、損得感とか喪失感はないでしょ?
ただのコミュニケーションの手段だから。
お金もただの交換するための手段であるから、お金自体に
パワーは無い・・・
日本では絶対この感覚味わえないだろうな~と思う。
”お金は大切”、”お金を持っている人はすごい”、
今までの人生ずっと、そういう風に洗脳されてきたから
お金にパワーを与えないというのは不可能に等しい。
それを可能にするために今ここにいるのだろうし、
本当の豊かさはそのハードルを越えて得られるのだろう。
喜んで、楽しみながらシェアできるようになりたい。
ここにいたら、それを教えてくれる人がたくさんいる。
みんな日常的に実践しているし、人生ずっと当たり前に
そうしてきたのだから。
少しづつだけど、自分の感覚も金銭崇拝地獄から解放されつつ
あります。
お金っていくらあっても足りないという感覚ありますよね。
何かを購入したら、あ~使ってしまったという喪失感
ありますよね。
これってけっこう辛い、今思うと辛かった~!笑
”足りない”、”失った”、そうネガティブに思うことをやめれば
富は自由に流れ込んでくることができるらしいので、
お金を数えて心配したり、何かの購入の際にネガティブに
考えないようにしたいですね。
常に、今”ある”ことに感謝しながら、謙虚に、喜んで、
楽しくお金を使いたいと思います。
そして必要とあらば、人ともいろいろシェアしていきたいと
思います。
では、またあした!!Selamat Malam^^
っていっても理解するのは難しい~・・・