「TOHOKU国際科学技術研究特区」は、岩手の復興計画の参考資料の中にあるが、
「東北全域の復興を目指し、世界のフロントランナーとなる素粒子/エネルギー・海洋・防災研究ゾーンを形成」
そして、
「日本が世界をリードする粒子線加速器を中核とした『国際素粒子・エネルギー研究所』を東北地方に創設」
と書かれてあるということは、
東北各県、少なくても太平洋側の青森、宮城、福島の復興計画の中にも同じような内容のものがあるのかしら?
この「国際素粒子・エネルギー研究所」の下には、次の3つの拠点が記されていて、
エネルギー研究拠点
素粒子物理・物質生命科学研究拠点
国際先端医療拠点
「新エネルギー研究拠点」の下には、
・超伝導加速器による未臨界(ADSR)
・放射性廃棄物処理研究
の文字が並んでいる。
細野原発担当大臣が、
「福島を最終処分地にしない」から「中間貯蔵地にさせてほしい」と言っていたことを思い出す。
中間貯蔵は30年だったかしら・・・40年だったかしら・・・
リニアコライダーは、この資料によれば、
準備期間3年
建設10年
運用20年
と記されている。
建設期間10年と運用期間20年を足すと30年・・・
メインの研究は20年で終わるらしい
ILC関連の経済効果は、初期段階で約5.2兆円(概ね10年間)との試算が示されている。
5.2兆円のうち、建設によるものは約3.6兆円。このうちいくらが地元に落ちるのだろう。
そしてその後、特に研究が終わった後はどうなるのだろう。