今日は、大切な友人のお葬式に行ってきました。
彼女は、3月11日の大津波で、二人の娘さんとともに亡くなりました。
ご主人が、最後に挨拶に立たれて、
「帰る家も、待っていてくれる家族も失ってしまい、生きるのが苦しい時もありました」と語られました。
この3か月余りをどのようなお気持ちで過ごしてこられたのだろうと涙があふれました。
でも、語れるようになられてよかった・・・
友人が見つかったのは先週、お葬式の日程が決まってからだったけれど、
4か月になろうとするこの時間が、ご家族には必要だったのかもしれないと思いました。
和尚様が、読経の中で、
「死者は、仏の心で背中を押してくれる”生きなさい”と」と述べ、
お葬式の最後にも
「無責任なことを言って終わりにします。
亡くなった人が喜ぶことは何か、
喜ぶことをしなさい」と語られました。