4月からNHK朝の連続テレビ小説「瞳」を観ています。
適材適所の配役と悪者が一人もいない描き方に好感を持っています。
西田敏行さんの勝太郎さん(瞳の祖父)はもちろん、
勝太郎さんの娘で瞳の母親役の飯島直子さんがすっごくいいです。
出演されている方たちが皆良い持ち味を出していて、演技も自然で、観ていてとても気持ちのよいドラマです。
勝太郎さんの子どもたちを叱る叱り方がとっても良くて見習いたいと思います。
が、実の娘に対する時は感情的になってしまうところが勝太郎さんを雲の上の人にしていないのも好きです。
今日は、主人公瞳が、きびきびと働く母に、尊敬の念をこめながら働く理由を聴いていました。
母の答えは、「”ありがとう”と言ってもらえるから」
「好きなことをしてありがとうと言ってもらえたらそれが一番だけれど、好きだけでは足りない。
”ありがとう”が原動力になっている」そういう話をしていました。
こんな風に、ちょっといいメッセージがあちこちに散りばめられているのも、このドラマの良さだと思います。