✨死生観✨


生きる事の辛さから死を選びたくなる瞬間があるというのは、私は理解出来る。
どの様な選択だとしても、詰めるところ、それは本人にしか分からないし、他者が決めることは出来ない。
あくまでも一個人の見解であり、それが正しいと言っているわけではないことを先に申し上げておく。

自死を選ぶ事は私はなかったが、死に対する恐れみたいなものはあまりなかった。痛いとか苦しい等の感覚を味わうのは嫌だなーということはあるが、死そのものが全ての終わりを意味している感覚ではない。
なので、家族や知人の死を何度か経験したが、その時に悲しみは感じるが、それ以上でもそれ以下でもなかった。
薄情、といえばそうなのかもしれないが、死=永遠の別れ、ではないのだと思っているからだろう。

人生の大半を辛いと感じながら生きていたので、いつ死んでもいいや、と半分本気で思っていた。
だけど、なかなか死なせてはもらえない。笑
なぜなら、そこを経験し突き抜けた後に、本当の私に出逢い生きていくと設定していたからだ。

今の私は、私史上最高の私だ。
それは毎瞬、毎秒更新されていく。いつもこの瞬間の私が最高なのだ。
そんな今でも、私はいつ死んでもいいと思えるのだ。
やりたい事、行きたい所は沢山あるが、それでも死が私の肉体と魂を別つ時が今なら、それもいいだろうと思う。
私が本当の私に出会うこと。
それこそが1番の望みであり、目的なのだから。

それ以外のことは、言わばレクリエーションみたいなもので、ここに居るための繋ぎみたいなもののようにも思う。
それでも自分が思う様に事が動かなけば、苛立ちや焦りもあるのも確かだ。

地球で遊ぶ、スピリチュアルでよく聞くフレーズだが、まさにそれだ。
たかが、ゲーム。
気軽に楽しんだらいいだけだ。
時間の許す限り、やりたい事をやり、時にやるせなさを感じながら生きていこう。
生きるとは死に向かっていくことなのだから。
何も怖れることはない。

今年も多くの出会いと経験を
ありがとう。
平和な年をお迎え下さいね。


2020年12月31日


愛を込めて。