これまでの記事では、子どもの頃の傷は

不要な思い込み(ブロック、固定観念など)を

作り、大人になってから

人間関係などで生きづらさを感じるという

アダルトチルドレンの話を何度か

書かせていただいたのですが

子どもの頃の傷は

マイナス面だけではありません。

 

私が、耳つぼダイエットで通っている

(10日で2kg痩せました☆)

接骨院の院長も

幼少期に母親と離れて暮らすことになり

強い見捨てられ不安から

メサイアコンプレックスを持ち

他者を通して自分の価値を見出そうとする

パターンを持っているのですが

自己価値が低い分、

「人に負けたくない」

という気持ちが強く

学校では、いつも技術では

1番だったそうです。

確かに、今まで行ったことのある

整体や接骨院の中で一番上手です。

 

 

私も、幼少期は

機能不全家族でした。

私が小1の頃

父が脳梗塞で倒れ

半身麻痺となり

麻痺した体では

出来ない仕事だったので

自宅に引きこもるように

なり、八つ当たり先は

母で、しょっちゅう杖で

殴られていました。

うちの母は、強いので

杖を奪い、3倍返ししていましたが。

 

母から

「お父さん死んだらいいのに。」

「隕石が家に落ちて死ねたらいいのに」

と呪いのような愚痴を毎日聞いていたので

小学低学年の頃から、看護学生時代は

毎日死にたいと思っていました。

 

この苦しみから逃れたくて

心理学、精神世界、スピリチュアル

脳科学、自己啓発などを読み漁り

紆余曲折ありましたが

20代後半で、レイキやスピリチュアルに

詳しい建設会社の社長と出会い

運命の流れが、一気に変わりました。

 

出会いや、どういう環境に身を

置くかが大切だと言われますが

それは、本当だなーと思います。

 

私の場合は、子どもの頃から

母の相談役、カウンセラー役だったで

現在は、聞き上手で

どの環境へ身を置いても

「まるこさんと話をすると

元気になる」

「一家に1人まるこさんがいたら

いいのに」

「まるこさんと出会えて良かった」

等と言われます。

だから、子どもの頃の

経験は、大人になってから

武器になる面もあるなーと思います。

 

 

昔お付き合いしていた彼は

母が離婚再婚を繰り返して

8人お父さんが変わった人がいました。

 

その彼は、それについて

もう慣れちゃって

次のお父さんの心を

どうすれば、つかんで仲良くなれるか

という頭の使い方の訓練になったようで

何社も経営して数億稼いでしました。

 

人間万事塞翁が馬ですね。

(何で別れたか?体の相性が・・)

 

明石家さんまさんも

父の再婚相手のお母さんが

連れ子のさんまさんに関心がない人で

関心を持ってもらいたくて

いつも面白い話をするように

していたそうです。

 

その訓練のかいあって

あんな、お笑いモンスターになれたんだから

継母の冷たさは

さんまさんにとって

さんまさんのお笑いの才能を

引き出す為に必要な

経験だったんでしょうね。

 

子どもの頃の苦労は、

大人になって武器になったり

メンタルブロックになったり

色々な側面があり

幼少期の悲しい体験=癒しの対象

と単純に言える話ではないなと

思っています。

 

私の昔の友人で

「シングルマザーで

母親がいつも不在で

寂しかったから、

大人になってからも

常に誰かと一緒にいないと

不安で不安で仕方がない」

と言っていた人は

大人になってから

ある業界の、人気者になりました。

寂しさを常時持っているので

人の関心を集める能力が非常に高く

いつも周囲の人をひき付ける

天才でした。

 

 

余談ですが

寂しさを持つ人は

病気で人の関心をひきつけようとする場合もあります。

関心を集める能力が高くても、です。

寂しさは、厄介なんです。

満たされる事がないので。

 

ただ、病気で早くに亡くなる事が

不幸な事かは、本人にしかわかりません。

 

多くの人から惜しまれて

死ぬ事の方が、長寿で

見送ってくれる人もいない中

孤独死するよりもいいと

考える人もいるでしょうし。

 

ホスピスで、看護師として

勤務している時に

沢山の方を看取らせていただきましたが

若い死が不幸

平均寿命以上まで

健康で生きられる事が幸せ

とは、全然言えない事なんだなと

思っています。