どうして人は不安を抱えて生きていくのでしょうか。
いつも安心感を求めるのはどうしてでしょう?
以前の僕は不安でいっぱいで、逃げることだけを考えていました。
○転職すれば、もっと状況が良くなるに違いない
○もっとお金があれば、幸せになれるのに
○有名な人と知り合えば、僕の状況をなんとかしてくれるはず
○違う親だったら、もっと幸せだったのに
などなど・・・
こう考えて、あがけばあがくほど不安は大きくなり
理想と現実のギャップは大きくなりあせってました。
今から考えると、行きたい方向とは逆に向かってたんですね。
その当時の僕の考え方は、自分の周囲を変えれば
安心感が得られると思ってたんです。
安心感=成功だったわけですが。
これって、依存なんですよね。
自分を変えることなく、周囲になんとかしてもらおうという
とっても甘えた考え方だったわけです。
その当時は、ぜんぜん気付いてなくて自分は精一杯やってて
しっかり成長してて自立した人間だと思ってたんですよ(笑)
今は、自分の器に合った現実しかないとわかったので
不安を感じる時間は少なくなりました。
人は目に見えないこと、経験のないこと、理解できないこと、
そんなことがあると不安を感じるようです。
つまり、自分の器を越えることがあると逃げちゃう人が
より不安を大きくしてしまうんじゃないかと思います。
不安をなくす要因を外側に求めると、いつまで経っても
不安はなくならず、大きくなる可能性もあります。
内側に求めると、自分の器を大きくすることになりますから
不安もなくなり安心感が持てるようになります。
それは、怖くても向き合ってしっかり受け止めるということです。
成功者は、リスクを冒すとか、先に与えるとか言う表現をするみたいです。
不安(=リスク)を避けたいのは、生存本能だと思いますけど
自分の成長は、不安を受け入れることから始まると僕は思います。
安心感を得たいという逃げの発想では、とうてい成長は望めませんが
成長したいという発想でリスクを冒せば、その先に安心が手に入ります。
僕の考えを、どう受け止めるかはあなた次第。
ちょっとだけでも、役に立てばうれしいです。