沢山飛んで、旅を終えた先で、
綿毛さんは次の準備を始める。
”あなたも同じだ。”
あなたが生まれて来てくれたことで
笑顔になってくれる人達がいるだよ。
『生まれて来てくれて、ありがとう。』
あなたは綿毛さんと同じように
もう充分な旅をしてきた。
その道は辛く苦しい事や楽しい事、
様々な事が今日と言う日まであっただろう。
何度も大粒の涙を流し、
何度も心の限界を感じて。
それでもあなたは、今日という日まで
”生きてきた”。
あなたが生きている限り、
あなたの花で喜ぶ人達がいるんだよ。
当たり前のことなんて何もない。
恥ずかしい事なんて何もない。
あなたが今日という日まで体験してきた出来事は
他の人が経験してきたモノとは全く異なる。
似ているようで、似ていない。
何度涙を流しただろう。
何度笑ってきただろう。
何度胸が苦しくなっただろう。
全ての経験を通して、今日という日まで
生きて来てくれた。
「ありがとう。」。
あなたが生きてくれている限り、
あなたと出会う人達は、あなたによって笑ったり
涙したりすることが出来る。
あなたが生まれた場所。
あなたが育った場所。
あなたが経験してきてくれたこと。
これは、他の人と似ているようで
全く異なる。
あなたはあなたにしか出会えない人達と
体験できない様々な出来事を経験してきたんだ。
つまり、今あなたの目の前にいる人達、
これから未来で出会う人達は
あなたの命によって笑顔になる。
あなたを待っている人達が
”あなたの人生には大勢待いるよ。”
”あなたの人生には大勢待いるよ。”
あなたの命は誰かの花を咲かせる栄養になる。
あなたがこれからの未来を生きていくこと、
残していく足跡は、
多くの人にとって価値ある光になり、希望になるんだ。
だからこれからも、歩き続けよう。
一緒に生きて行こう。
一緒に考え進んでいこう。
私はここで待っているから。
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