昼前に台風が通過したので、ランチに出かけました。
なんでも明治天皇が明治15年(1882)に休憩された石原邸が、当時の面影そのままに蕎麦屋に転用されたというので行ってきました。
場所は千葉市若葉区なんですが、JR外房線の誉田駅とモノレールの千城台駅の間、御成街道の少し南側になります。
堂々たる長屋門の前には明治天皇御小休所を記念する石碑が立っています。
門をくぐると、緑豊かな庭園に竹葺き屋根の店舗、離れなどが配され趣たっぷり。映画に出てきそうなお屋敷です。
店内には囲炉裏や掘りごたつ、畳のお座敷があり、家具や調度類にも長い歴史を感じます。
幻と言われる千葉在来そばを、十割そばでいただけます(千葉在来そばがない場合もあり)。
私はランチメニューから山かけ丼のセット(1300円税別)を選びました。
幻の千葉在来そばは風味は弱めですねぇ。喉越しが良く、コシも強めですが、十割蕎麦にありがちなボソボソ感はありません。
ツユも出汁が効いているという感じではなく、さっぱりとした辛口で薄口の食べやすいもの。
特筆すべきはツユの器をキンキンに冷やしてあることと、蕎麦の水切りがとても良いこと。
逆にご飯の器は温めてあって、お店の心遣いを感じます。
食後はセットのコーヒーで窓から庭を眺めながら一息。秋は綺麗だろうなぁ。
今回はバイクの写真を撮るのを忘れていました。それくらい良い所です。
来週末には動画をアップしますね。
皆さんに全ての良き事が雪崩のごとく起きます。