まず、最近かなり寒いので氷瀑ツーに行く前に慣れておこうとハンカバを取り付けることにしました。
今までハンカバを付けなかったのは、このスクーリンの横というか下というかの小さなイカのミミの様な部品が見事に整流して、手元にほとんど風が来なくて、あまり冷えなかったからです。

ただ、最近の冷え込みだと、1時間程度走ると指先が微妙に痺れる様な感覚があります。
まぁ、グリップヒーターでもあれば、ハンカバなくても大丈夫じゃないかなというくらい良くできています。
で、スカブで使っていたコミネのハンカバを装着。

ボディに赤いストロボラインでも入っていれば似合ってたかもね(笑)
現在のところ、スクーリンを上に固定し、ハンドルを手前に設置していますが、慣れもあるのでしょうが、ポジションの不満は上半身に関しては解消されました。
ただし、上体が起き気味のポジションになると、コーナリングの特製がリアタイヤを中心に廻るスクーター独特の感覚に近くなりますので、好みは分かれるでしょうね。
次に前回、高速でのインプレッションが無かったので追記しますと、全開走行をした訳ではないですし、あくまでも流れの中を走っているだけですが、動力性能や安定性に不安を感じる事は無かったです。
メーター読みで120km/hくらいまではストレスなしに加速しますし、タイヤサイズが大きくなっているので、車重が軽い割に轍や横風もそれほど不安になることはないです。
そうそう、車重が軽いで思い出しましたけど、取り回しがメチャクチャ軽いです。
シート高が高いのでスカブのクセで跨がってパタパタやっていると、グラッとくる事があるのですが、車重が軽いので踏ん張れます。
センタースタンドなんて125なみの軽さですし、スカブと比べて遥かに小回りも利きますので、乗り出すまでのネガ要素が少ないです。
乗れば乗る程良くで着ているなぁと思います。
では、逆にネガティブなところ。
ホントに使いにくいなぁと思うのが、メインスイッチ。
キーオフとキーオンの間にトランクを開けるOPENという場所があるのですが、しょっちゅうOPENにしたままバイクを離れようとして、ピッピッピッと呼び戻されます。
このあたりの使い勝手はスカブの方が良くできています。
あと、最悪なのがハイビームです。
これは上の写真のヘッドライトとヘッドライトの間、法令線の様なキリ欠けが有るのがわかると思いますが、ハイビームはその中にあるランプが点灯するだけです。
ですのでハイビームぶすてにロービームから中央部分にほんの少し山状に照射範囲が拡がるだけです。
夜は危険でとても運転できません。これは早急になんとかしなければならない問題ですね。
あとバックミラーも若干見づらいかなぁ。
みなさんに全ての良き事が雪崩のごとく起きます。