Vベルト交換inサイファ邸 | ビッグスクーターのある生活

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スカイウェイブで房総を中心にツーリングする中年リターンライダーのオートバイライフ

では、サイファ邸でのメンテをご紹介。着手したのは午後4時の少し前。
まず、サクッとプーリーカバーを外します。
プーリーケースを開ける


ここでインパクトの登場。インパクトがあるとプーリーホルダーなくても外せるんですね。
インパクトで緩める


はずした部品を掃除しましょう。が、ここでハプニング。プーリーをバラそうとして裏のプラスネジが硬くて外せませんでした。

外したパーツ類


さらに間の悪い事に、プーリーの中でウエイトローラーが横を向いてしまった様で、ランププレートが動かなくなり、どうしてもネジを外さなければならなくなりました。

で、電動ドライバで回そうとした所、あっさりとネジをなめてしまいました。このネジ、アルミみたいですけど、なんでこんなに柔いんだろう。

仕方ないのでご近所のD2へインパクトドライバーの買い出しに(苦笑)。昨日の富士山はこのときに撮影したものです。自宅にはあるんですけど、まさかこんな事態になるとは思わず、持って来なかったんですよねぇ。

インパクトドライバーを手に入れて無事にプーリーを分解する事に成功。ブレーキクリーナーをたっぷりふりかけ洗浄します。

プーリーはウエイトローラーを組み込む前にサイファさん御用達の高性能グリス「ナスカグリス」でグリスアップ。
プーリー内をグリスアップ


ウエイトローラーの側面も忘れずにグリスアップします。ナスカグリスはとにかく高温に強く潤滑性が長持ちするグリスですので、どうなるのか気になります(ナスカグリスの高性能を見る人はこちらのYOUTUBE動画をご覧ください)
ウエイトにもグリス


ボスは洗浄後、ピカールで磨いてもう一度脱脂したあと、同様にグリスアップして組み込みます。
プーリーボスのグリスアップ


この時点で日は暮れてしまいましたが、組み立てないと帰れませんので、投光器をお借りしての組み立て作業です。ベルト、ドライブフェイスは新しいものと交換しました。

車体への組み込み


トルクレンチ(CJ46はプーリー締め付けトルクは9.5Kg)で規定値で締め付けて組み込み完了。あとはエンジンをかけてプーリーの偏心や動きをチェック。カバーを元に戻すだけですが、暗いせいもあってガスケットの穴がずれて大変でした(苦笑)
トルクレンチで締める


後片付けを済ませたら午後6時半。随分時間がかかってしまいました。サイファさん遅くまで本当にありがとうございました。八海山の塩麹タレ、もしお気に召したなら他の八海山の麹製品お持ちしますね。

さて、サイファ邸からの帰路、肝心のスカブの具合ですが、速度の上がり方なんかは従来の通りなんですが、アクセルオフからの再加速や、スタート時の回転の上がり方が軽いウエイトを組み込んだ様に回ります。

また、前は巡航に入った途端、回転が400~500回転落ちたのですが、ゆわkmくらいなら巡航モードに入りません。これは高速に持ち込まないと確認できませんね。

新しいベルトやドライブフェイスは滑るものなのでそのせいか、ナスカグリスの効果かはわかりませんが、ゴミで変速不良を起こしている感じとは違いますので、少し様子見ですね。


みなさんに、全ての良き事が雪崩のごとく起きます。

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