台風に付き | ビッグスクーターのある生活

ビッグスクーターのある生活

スカイウェイブで房総を中心にツーリングする中年リターンライダーのオートバイライフ

台風14号の接近により
“房総秘境めぐりツーリング”は
中止となりました。


そこで先週行った下見ツーの目玉のご紹介をして、
参加できなかった方、当ブログを楽しみにしていた方へ
少しでも雰囲気を味わっていただきたいと思います。

先週6枚目の写真の素彫りのトンネルに入ります。
$ビッグスクーターのある生活-素彫りトンネル

トンネルを抜け200mほど歩くと道は沢に突き当たります。
$ビッグスクーターのある生活-沢

写真では分かりづらいかもしれませんが、
そのまま飲めそうなくらい奇麗な水です。
$ビッグスクーターのある生活-奇麗な水

上流に歩いて行くと少し視界が広くなり、
真ん中に小さな岩があります。

面白いのは、一般的な沢の岩と違い川床と一体化していること。
つまり、この沢全体が大きな岩なんですね。
$ビッグスクーターのある生活-小さな岩

証拠というわけではないのですが、
至る所にポッドホールがあり、気をつけないと落ちますw
$ビッグスクーターのある生活-ポッドホール

そうこうしているうちに小さな滝に行き当たりました。
$ビッグスクーターのある生活-最初の滝

この滝を登ってしばらく行くと、こんどは緩やかな傾斜の滝。
$ビッグスクーターのある生活-緩い滝

足下に注意しながら進む事しばし、
ついにL字に曲がっている滝が見えてきました。
$ビッグスクーターのある生活-90度の曲がり滝

1段目を登って曲がった先を見ると・・・。
\ジャンッ!/

$ビッグスクーターのある生活-急駟の滝
高溝地区高宕川上流の名勝
落差27m面滝壁状4段の急駟滝です。

ここまで写真を撮りながらゆっくりと歩いて20分。
明治初期の川廻しによってできた滝ですので、
自然の滝ではありませんが、なかなかの景色。
ちなみにこの滝は登れます(勇気のある方はどうぞ)


続いて先週9枚目の続きです。

イノシシ除けの高圧電線をまたぎ、
防火水利の立て札との間を抜けて斜面を降りて行きます。
$ビッグスクーターのある生活-いぬ岩入り口

完全に獣道ですね。右から水の音が聞こえてきます。
$ビッグスクーターのある生活-小道

水の流れと合流し、切通しになります。
「馬堀坂切通し」です。
$ビッグスクーターのある生活-切り通し上から

「馬堀坂切通し」を降りたところ。
$ビッグスクーターのある生活-切り通し下から
この切通しは「房州往還」の一つで、「鴨川みち」や
「嶺岡往還」などとも呼ばれた近世の街道跡の切り通しです。
かつて鴨川市の金束から木之根峠を越え、関を経て、
上総湊方面へ抜ける往還道が湊川沿いに通っていたそうです。

そして切通しを降りた先には・・・
\どんっ!/

$ビッグスクーターのある生活-犬岩
かつて「南総一の奇観」といわれた奇岩「犬岩」です。
川の浸食によって作り出された中程がくびれた大岩で、
独特の景観を呈しています。

この方向から見ると確かに犬の頭部に見えなくもないですね。

\さらにどんっ!/

$ビッグスクーターのある生活-関の犬岩

実は暗くて狭い「馬堀坂切通し」を過ぎると急に明るくなり、
すぐ目の前に「犬岩」が現れます。

その落差があるだけに実際に行った時はちょっと感動的です。
私も「おぉっ!」と思わず声を上げてしまいました。
訪れるだけの価値がある素晴らしい景観です。

$ビッグスクーターのある生活-犬岩横から

犬岩の横からの写真。犬には見えないですね。

以上で目玉スポットの散策は終了です。
これから房総の山は紅葉の季節に入り、
狭い道が渋滞で身動きが取れなくなります。

ですので、このリベンジは紅葉が終わった頃、
天気の安定する12月に入ってから行おうと思います。
(実はさらに別のネタも仕込んでますw)
おたのしみに!

最後まで読んでくださったあなたに、全ての良きことが雪崩のごとく起きます。
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