小竹えみです。

自分も相手も守る透明バリア


今日は

「これを知れば
 あなたの人間関係は
 圧倒的に楽になる!!」

私が実際に行って効果を実感している
とっておきの方法をシェアします。


あなたは「バウンダリー」
という言葉を知っていますか?


英語で言われると「何?」
ってなるかもしれませんが

これは、国と国、家と家、
人と人の間などに引く必要がある
物理的、心理的な「境界線」のことです。



これって、物理的な境界線であれば
結構分かりやすいですよね。


例えば隣り合って建っている
2軒の家を想像してみてください。


その1軒があなたの家だとしたら
あなたの家と隣の家の間には
明確な境界線がありますよね。


なので、たとえ隣の家の庭が
雑草だらけだったとして

あなたが親切心から

「めっちゃ抜いてあげたい」

と思ったとしても

勝手に隣の家の敷地に入って
雑草を抜くなんてことはできません!


あなたが、どんなに

「相手のためを
 思ってしたことだ」

と主張しても

勝手に隣家との境界線を
越えてしまったら

それは不法侵入になってしまいます。


当たり前ですよね(笑)。






私たちは、このような
物理的な境界線というのは

「越えてはいけないものだ」

という認識で生活しています。



ところが、私たちの周りには
人に平気で
越えられてしまう境界線

もしくは、無意識のうちに
うっかり
越えちゃっているかもしれない
境界線が存在します。


それが、人と人との境界線。


つまり、自分と他人との間にある
「見えない境界線」です。



私たちは普段
さまざまな人に囲まれ

かかわりあいながら
生活しています。


その中で

「一緒にいると楽しい、安心する」

と思う人がいる一方で、、、


「この人と過ごした後はどっと疲れる」

「一緒にいるとイライラする」

と感じた経験はありませんか?



もしくは、

「本当はいやなのにNOと言えない」

「必要以上にお世話してあげちゃって
 疲れてしまう」

など……。


人とのかかわりの中で
そんな風に感じるとしたら……。


それは、相手との
心の境界線が曖昧になり

相手との距離が近くなりすぎているから
かも知れません。



バウンダリー(境界線)とは
自分と他人との間に適切な
距離を取るということです。


そして、次の3つがきちんと
できることをいいます。


メモ他人の課題を自分の課題にしないこと

メモ他人の責任を自分の責任にしないこと

メモ他人がやるべきことを自分がやらないこと



こう聞くと当たり前のこと
みたいなんですが

これが意外にできていないこと
多いです!



では、境界線がきちんと引けていないと
どうなるのか?


一例をご紹介しますね。

★仕事
・部下が仕事をしないので
 つい自分でやってしまう

・自分の仕事量が明らかに多い

・頼まれた仕事を断れない

・本来はやるべきではない
 他部署の仕事をやっている


★恋愛・夫婦・友人関係
・仕事も家事もほとんど自分がやっている

・負担量が明らかに自分のほうが多い

・相手が暴力をふるう

・家庭のことはすべて妻に任せている

・お金の使い方はすべて夫が決めている

・いつも不倫関係

・相手を助けないと気が済まない

・友人なのに上下関係になっている


★親子
・親が望む生き方をする

・親の期待に応えられる生き方をする

・親が喜ぶようにいい子になる

・親がやるべきことを子どもがやる
・親に感情のケアをしている

・子どもに自分の理想を押しつける

・子どもが楽に生きられるように
 進路や職業を選んであげる

・親の価値観を子どもに押し付ける


はい! たくさんありますね!
でも、これほんの一例です(苦笑)。


そして、この境界線問題の
怖いところは

時として「親切」という
大義名分を振りかざして
やってくるところ!


あなたのためを思って……

せっかくやってあげたのに……

なんて言ったり
言われたりしていませんか?


これ、特に親子関係に多い
パターンですが

子供にとってはハッキリ言って
大きなお世話です(笑)。



私たちは、生まれたばかりの時には
親との間に境界線はありません。


当然ですよね!

親と一体でなければ
死んでしまうんだから。


そして0の状態から
1年に5%ずつ境界線ができていく
と言われています。


1年に5%なので、20年で100%!


つまり、20歳になった段階で
子供は「ひとりの個人」になるのです。


にもかかわらず

境界線を越えて子供の人生を
コントロールしようと思うから
(しかも「心配だから」と言いながら)

20歳を超えた
子供の言動に対して

イライラしちゃったり
するんですよね!!


もちろん、自分の子供には
「幸せになって欲しい」
という気持ちからだ!


というのは痛いほど理解できます。


でも、子供の課題は
子供が解決するべき課題であって
私たち親の課題ではありませんよね!



このように、相手との関係が
近ければ近いほど

私たちは意外に
無意識のうちに境界線を越えたり
越えられたりしています。


「他の人のことが心配で
 夜も眠れない」

なんてことがあるとしたら

それは、あなたが境界線を
越えすぎているのかもしれません!

(もちろん心配するな!
 ってことじゃないですよ)

「いつも友達の愚痴を
 何時間も聞かされている」

としたら、境界線を
越えられ過ぎなのかもしれません!






自分の周りに
見えない透明バリアを張って

自分のバリアを侵略させない
相手のバリアに侵攻しない!


これを意識するだけで
人間関係は格段に楽になります。


これを読んで

「心当たりがある!!」

と思った方は、心の境界線を
ぜひ意識してみて下さいね!

 

 

 

 

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

次回をお楽しみに~ルンルン

 

 

あなたの現在(いま)が、
もっと輝きますようにキラキラダイヤモンドキラキラ