こんにちは
小竹えみです。

 

 

「生きにくい世の中になったな~」

「そんなことにまで
 気を遣わなきゃダメなの?」


企業でハラスメント研修をした後に
必ずと言ってもいいくらい
囁かれる感想です。



誰がそんなこと言っているのか......。


まぁ想像つきますよね!


そう、おっさんずの面々です(苦笑)。



若い方には比較的すんなりと
受け入れられる

「ハラスメント」に関しての研修が

「24時間働けますか?」
の某ドリンクのCMを見て育ち

飲み会では女性社員がお酌をして当然
という環境に身を置いていた彼らには

どうにもすんなりとは
受け入れられないようです。(←私調べ)





でもね、こんなふうに
世の中が、ハラスメントに
厳しくなったことで

「あの頃は良い時代だった」

と嘆く人たちに問いたい。


「その良い時代って誰にとっての
 良い時代だったの?」

と。



そりゃあね......。


言いたい放題

触りたい放題

やりたい放題

だった人たちにとっては


当時はさぞかし「良い時代」
だったことでしょう。


でも、その「良い時代」とやらは
誰の犠牲の上に
成り立っていた良い時代なのか?


その陰で泣いていたり
嫌な思いをしたりしていた人たちの
ことを考えたことがあるのか?


ってことをマジで聞いてみたいです。



でも幸いなことに
(彼らにとっては残念なことに)


時代の流れが早まることはあっても
止まることってないんですよね。

ましてや、逆流することなんて
ありえません。



女性だからといって差別され
利用されることに

泣き寝入りをしなかった
先人たちが声を上げてくれた結果

私たち女性は「セクハラ」という
言葉の武器を手に入れました。



企業戦士として24時間働くことが
美徳だという価値観に疑問を持ち
闘ってくれた人たちのおかげで

「パワハラ」という言葉も
生まれました。



「過重労働」「ワークライフバランス」
という言葉もそうですし

様々な「ハラスメント」という言葉も
然りです。



今までガマンを強いられ
虐げられていた人たちが

知識と言葉という
武器を手に入れた以上

その武器を手放す
なんてことはありえませんよね。


もう不可逆なんです。





これ、タバコの衰退が良い例で......。


ひと昔前までは
「タバコは大人の嗜み」として
もてはやされ

むしろ、吸わない人が迫害される
なんて時代がありました。


ところが、その煙に迷惑していた
人たちが

「受動喫煙」とか「副流煙」とかって
知識や言葉の武器を手に入れて以降

なにが起こったか......。

もちろん知ってますよね?


高額納税者(笑)にもかかわらず
めちゃ肩身のせまい生活を
余儀なくされています。



「モラハラ」だってそう!!


以前は

「だって暴力受けたわけじゃ
 ないんでしょ?」

という扱いだったものが、

「モラハラ」という名前が
ついたことで

れっきとした攻撃だと
認められるようになってきました。


だからもう、一方的に誰かの感情的な
サンドバッグにされることを
ガマンしなくてもいいし

「言ってもしかたない」と
泣き寝入りする必要はありません。


あなたは知識と言葉という
武器と盾を手に入れました。


まずは、その盾で
自分の身を守ってください。


そして、あなたと一緒に
闘ってくれる人を探してください。


あなたにはその価値がありますよ。
 

 

 

 

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

次回をお楽しみに~ルンルン

 

 

あなたの現在(いま)が、
もっと輝きますようにキラキラダイヤモンドキラキラ