「実録、コロナ濃厚接触者の日常」
いよいよ最終回です。
病院を受診した日から10日が経ち、
電話1本で、自宅待機が解かれた息子。
咳がかなりひどく、
「本当にいいの?」
という感じでしたが、後遺症の一種で、
感染するものではないとのこと。
内心、
「もう大丈夫だろう」
とは思っていましたが、
感染の恐れがないことが確定して、
とにかく一安心です。
さて、息子が外に出られるとなると、
気になるのが......。
いつ、お弁当が止まるのかってこと。
これ、気になりますよね(笑)?
早速、定期連絡の際、
保健センターの方に確認してみると、
「息子さんが外出できるようになったので
自然に止まりますが、
すぐにではなく、止まるまでに、
1日~2日くらいかかると思います」
との返事でした。
え!?
「いつまで」届くのか教えて欲しい!
と思いましたが、
食材の都合とかもあるので、
仕方がないんでしょうね。
そして、その翌々日には
お弁当が届かなくなったのですが、
健康第一なお弁当から解放された
私たち家族が食べたもの!
これ、なんだと思いますか?
それは......。
じゃん!!
満場一致で、CoCo壱のカレーです。
しかも、カツカレー(笑)。
ここで、カレーを求めてしまうあたり
DNAですかね(笑)。
なにはともあれ、
オリンピックの開会式前に
家から出られるようになった息子。
一方、
濃厚接触者である、
私たちの自宅待機期間は、
息子の検査結果が、
出た日から14日間です。
つまり、世の中は4連休なのに、
外に出られない!
そんな、母と娘を尻目に
「俺、ご飯食べに行ってくるわ」
と、連休を満喫する息子。
うん!
彼に罪はない!
罪はないけど、なんだろう。
なんか、モヤモヤする(笑)。
そして、連休明け!
待ちに待った
「観察期間、今日で終わりです」
の電話が!
こうして、私たち家族の
長いようで短かった2週間が終りました。
何の準備も覚悟もないまま、
ある日突然、
コロナ患者と同居しなきゃいけなくなった
日常を書いてきましたが、いかがでしたか?
私たちは、奇跡的に(と言われます)
感染を免れましたが、
息子が発熱した日に会った
彼の叔母が感染し、
その後、
その夫にも陽性反応が出ました。
そんな話を聞くと、本当に
「私たちは運が良かっただけだな」
と、改めて思います。
今の感染状況を見ると、いつ誰が
感染しても、また濃厚接触者になっても
おかしくないですよね!
過剰な備えをする必要はないですが、
ある程度の「心の準備」があると、
私みたいにアタフタしなくても
良いんじゃないかと思います。
このブログが、読んでくださった方の
「心の準備」として、少しでも
お役にたてれば幸いです。
参考になるかどうかはナゾですが(笑)。