「実録、コロナ濃厚接触者の日常」
5日目です。
「自分も感染者に違いない」
と、ビビりながらも買い物に行き、
最低限、
必要なものを手に入れた私。
それにしても、まだまだ先は長い!!
わざわざポストに届いた
『自宅療養中の皆様へ』
という保健センターからの
お知らせには、
「え? ちょっとムリ」
みたいなことが、いっぱい
書いてありました。
生活を分けるようにって
いわれても、
トイレもお風呂も1つしかないし、
冷蔵庫の扉とか
ドアノブとか、常に消毒するのって
大変だし、
マスクもね~。
家の中でまでつけている
習慣がないから、
部屋から出る時に忘れちゃったり......。
手洗い、うがい、消毒はもちろん、
洗濯、ゴミ捨て、看病、
お風呂やトイレの注意等々。
「そんなに厳密にできないよ」
って感じでした。
どうせ、感染する運命でしょ?
って気持ちもあったしね(笑)。
そんな不自由な生活を
余儀なくされた我が家ですが、
ちょっとラッキーと思ったのが、
「ご飯の心配をしなくても良い!」
こと。
買い物にも行けないので、
毎日、3食の食事が
届けてもらえるって、
めっちゃありがたいですよね。
そして、
「今日のご飯はなんだろうなぁ?」
と、ホクホクしながら
受け取った1食目。
その感想は!
「うん、10日間これは
ちょっとキツいかもしれない」。
もちろんね、
本当にありがたくて
助かることではあるんですが......。
ちょっとヘルシー過ぎない?
「健康には良さそうだよね」
「あまり食べない魚が食べられるから」
「野菜がたくさん摂れそ~」
「ダイエットになるかな?」
良い面を数えてみても、
正直、テンションは上がらない。
「せめて、大好きなスイーツでも
食べられたなら」
と思っても、
「コンビニすら行けない
じゃないの~~~!!」
友達は、
「なにか足りないものとか、
欲しいものがあったら言ってね」
って言ってくれてるけど、
「ケーキ買って持ってきて」
なんて言うのも申し訳ないし......。
悶悶、悶悶。
当分、
ケーキもアイスも
ドーナツもシュークリームも
プリンも焼き菓子も
食べられない。
そう思えば思うほど
食べたくなるのが、
スイーツですよね?!
↑
え? 違う?
食べたいのに食べられない。
その現実に、すっかり
目の前が真っ暗になってしまった私。
そんな私を照らした
一筋の光明とは......。
つづく