副業を始めたいけど、何をしたら良いのか
分からない。
そんなあなたに向けて、最初の1歩を
踏み出すヒントをお伝えしています。
カウンセラーになりたい人を養成するための
「産業カウンセラー養成講座」。
元々、人とのコミュニケーションが
苦手なくせに、
逆に頑張ってしまうタイプの私には、
人が集まる場所に行くこと自体が
結構、苦行の場でした。
それに加え、
今までやったことがない「傾聴」という
話の聴き方。
「傾聴」という言葉が耳慣れないという人も
いると思うので説明すると......。
産業カウンセラー協会のカウンセリングは、
アメリカの臨床心理学者
カール・ロジャースが提唱した
「来談者中心療法」という
理論がベースになっています。
そのため、講座では
「徹底的に相手の身になって耳を傾ける」
スキルを学び、グループで実践学習をします。
この「徹底的に相手の身になって耳を傾ける」
スキル。
これが「傾聴」です。
産業カウンセラー協会のホームページには、
以下のように書かれています。
「傾聴」の一番の特徴が、
「受容」と「共感」です。
「聴き手」は、「話し手」の言うことを
評価したり批判したりせず受けいれ、
「話し手」の気持ちをあたかも
自分の気持ちのように感じて
話を聴いていきます。
(抜粋ここまで)
「なんのこっちゃ」ですよね(笑)。
簡単に言うと、相手の言うことに
自分の意見や考えをはさまず、
じっくり話を聴きましょう。
ってことです。
(いいのか?それで)
と、簡単に言いましたが、
これを実際にやってみると......。
まあ、難しい!!
「え?! 話を聞くだけでしょ?」
そう思いましたか?
そう思ったあなたは、
一度、誰かの話を真剣に聴いてみて下さい。
私たちって、
人の話を聞いているようで、
実際は
まったく聞いていなかったりするんですよ。
若者にありがちな(偏見?)
スマホを見ながら会話をするのは
論外だとしても、
「こいつ話長いな~」
と思いながら、
今夜のご飯は何にしようと考えたり、
「その話、前にも聞いたよ」
と、ニコニコ相づち打ちながら
右から左へ聞き流していたり。
あなたはそんな経験ありませんか?
私は、この講座に通うまで、
そんな経験だらけでした。
大きな声では言えませんけど(笑)。
幸い、
「人と議論をするのは
面倒だから黙っておこう」
というタイプだったので、
「相手の言うことに
自分の意見や考えをはさまず」
という部分は楽々クリアだったのですけどね。
それはともかくとして......。
練習とはいえ、
同じ受講生の方の悩みなどを
相手に注意を傾けながら
じっと聴く。
しかも、ちゃんとカウンセリングの
技法なるものを
ちょいちょい挟まなきゃいけない。
未経験者にはこれが結構大変で、
実践練習の日は
いつも疲労困憊でした。
そして、この実践練習のグループで私は、
当時私が、
「最強種」にカテゴライズしていた人物と
出会うのでした。
あれ?!
本当に出会っただけのところで
終わっちゃった。
詳しくは、次回に続きます。
お楽しみに~